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麻雀の話

2017-08-19 07:38:52 | 日記
家で3人麻雀を打つ。私は牌の山が上手く詰めない。小指に力が入らない。指先が麻痺しているわけではないのだが、17枚どころか5枚持ち上げるのに苦労する。だから、上の山はボソボソと2枚、3枚と積み足していく。家人も17枚は上がらない。娘だけが楽々と山を築く。ツモるのも左右の山田と大変で、家人や娘にとってもらう。腰痛で上体が伸びないのだ。

リハビリのコーチであるC子先生がデイサービスの麻雀を奨めてくれる。とにかく外出に馴れるのが大事だと言う。その健康麻雀の会所を家人が見学に行ってくれた。みなさん、穏やかに卓を囲んでいると言う。金品を賭けない麻雀に参加するというのが、どうもよくわからないのだが、つまりはC子さんの言うとおり、目的は外出にあるのだと思う。しかし、前述のように牌の山を作るのにモタつくわけだから、他の3人に迷惑がかかる。ゲームの進行も遅くなるはずだ。

今日はリハビリの日で、いろいろと教わった後にまた健康麻雀の話になった。小指のことなんか気にしなくてもいいとC子さんが言う。みなさん、要介護者なのだから体のどこかは不完全だと言う。牌の山を積むのが遅いなんてごく当然のことだと言う。それはその通りだと思う。ぴんぴんした体の要介護者は存在しない。私がスロー、スローで参加しても、誰も不満は言わないだろう。要するに、不自由同士、お互いさまであるだろう。「ちょっと考えてみます」と私は言った。果たして、みかん1個も賭けない麻雀に行ってみようという気が起こるだろうか。その辺がまだわからない。

酒量

2017-08-19 07:31:36 | 日記
一升酒という言葉がある。「ゆうべ呑み過ぎちゃったよ、4軒まわってさぁ、一升酒だよ」といったように使われる。この一升とは日本酒のことだが、ビールであれ、ウィスキーであれ、とにかく大酒の意味である。

私がアルコホルに強くなったのは、白乾児(パイカル)による。パイカルは酒屋では販売されていなくて、渋谷の恋文横丁(この呼び方は今でもあるのだろうか)にあった頂好(てんほう)という店で学生時代に出会った。アルコホルの度数は60であって、それを水ももらわずにストレートで呑んだ。胃袋がヤバいということで、3カップ呑むのにレバニラ炒めを2皿食べた。パイカル6杯に挑戦して完全にダウンしたことは以前に書いた。あれはたぶん一升酒であっただろうと思う。

或る酒場が焼酎の呑み比べ大会を催し、それに参加した男性が短時間(たしか60分)で一升呑んで倒れ、まもなく死亡するという事件があった。大会を主催した酒場の親父が逮捕された。焼酎一升は致死量にあたるというのがその理由だった。そのアルコホル度が25であったのか35であったのかは発表されていなかった。焼酎一升呑んで死ぬというのは、どんなものだろうか。

70を過ぎてから急に酒が弱くなった。ウィスキーの水割り2杯でシンドくなる。ベッドで横になりたくなる。水割りグラスに入っているウィスキーは60CC程度である。いわゆるダブルの量である。酔いもある。つまり2杯で、もういいやとなる。宿酔いになることはない。朝は5時頃に目覚める。酒は残っていない。頭はハッキリしている。今夜も呑めるだろう。湯上りの水割りは旨い。81歳になっても旨い。

2017-08-19 07:24:36 | 日記
学校の教室、会社の部屋、何かのスポーツのチーム、あるいは家庭でもいい。とにかく或る場所に陽気な人間が一人いると、周囲が明るくなるということがある。反対に、陰気なのがいると、座がシラケてしまうということがある。

KYという言葉があって、これは、空気が読めないという意味らしい。この場合の空気とは、その場の雰囲気といったようなことだろう。たしかにKYな人はいる。私の経験から言うと張り切り型人間にその傾向があるようだ。

今でも週に二度か三度は、例の「このハゲー!」がテレビから流れて来る。あれは怒気によって発せられたのだろうが、それを通り越して狂気である。いろいろの怒りっぽい人間の顔を思い浮かべて見ても、「この野郎!」とか「この馬鹿者が!」あたりを言いそうな奴はいるが、ハゲはなかなか出て来ない。

世界でいちばんおもしろい室内ゲームは麻雀であると、私は思っている。ここは強気で行くかとか、ちょっと弱気だがここは我慢のしどころだといった気持ちが、頭の中でまわる。強気でも弱気も両方失敗する日がある。運気のない日がある。もちろん、その逆の日もあるからおもしろい。麻雀の面白みの原点はその複雑さにあると思っている。

昨年の2月に脊柱管狭窄症の手術を受け、それが成功した。だから今の私は病んではいない。病気そのものは治っているのである。ただ、手術は成功しても腰の筋肉が元に戻っていない。元気になっていない。多くの薬をのんでいるのは脳梗塞の再発ケアや、腰の痛みを和らげるためのものである。元気になったら、鎌倉プリンスホテルのバーへ行こうと考えている。その気になる時を待ってリハビリを続けている。