家で3人麻雀を打つ。私は牌の山が上手く詰めない。小指に力が入らない。指先が麻痺しているわけではないのだが、17枚どころか5枚持ち上げるのに苦労する。だから、上の山はボソボソと2枚、3枚と積み足していく。家人も17枚は上がらない。娘だけが楽々と山を築く。ツモるのも左右の山田と大変で、家人や娘にとってもらう。腰痛で上体が伸びないのだ。
リハビリのコーチであるC子先生がデイサービスの麻雀を奨めてくれる。とにかく外出に馴れるのが大事だと言う。その健康麻雀の会所を家人が見学に行ってくれた。みなさん、穏やかに卓を囲んでいると言う。金品を賭けない麻雀に参加するというのが、どうもよくわからないのだが、つまりはC子さんの言うとおり、目的は外出にあるのだと思う。しかし、前述のように牌の山を作るのにモタつくわけだから、他の3人に迷惑がかかる。ゲームの進行も遅くなるはずだ。
今日はリハビリの日で、いろいろと教わった後にまた健康麻雀の話になった。小指のことなんか気にしなくてもいいとC子さんが言う。みなさん、要介護者なのだから体のどこかは不完全だと言う。牌の山を積むのが遅いなんてごく当然のことだと言う。それはその通りだと思う。ぴんぴんした体の要介護者は存在しない。私がスロー、スローで参加しても、誰も不満は言わないだろう。要するに、不自由同士、お互いさまであるだろう。「ちょっと考えてみます」と私は言った。果たして、みかん1個も賭けない麻雀に行ってみようという気が起こるだろうか。その辺がまだわからない。
リハビリのコーチであるC子先生がデイサービスの麻雀を奨めてくれる。とにかく外出に馴れるのが大事だと言う。その健康麻雀の会所を家人が見学に行ってくれた。みなさん、穏やかに卓を囲んでいると言う。金品を賭けない麻雀に参加するというのが、どうもよくわからないのだが、つまりはC子さんの言うとおり、目的は外出にあるのだと思う。しかし、前述のように牌の山を作るのにモタつくわけだから、他の3人に迷惑がかかる。ゲームの進行も遅くなるはずだ。
今日はリハビリの日で、いろいろと教わった後にまた健康麻雀の話になった。小指のことなんか気にしなくてもいいとC子さんが言う。みなさん、要介護者なのだから体のどこかは不完全だと言う。牌の山を積むのが遅いなんてごく当然のことだと言う。それはその通りだと思う。ぴんぴんした体の要介護者は存在しない。私がスロー、スローで参加しても、誰も不満は言わないだろう。要するに、不自由同士、お互いさまであるだろう。「ちょっと考えてみます」と私は言った。果たして、みかん1個も賭けない麻雀に行ってみようという気が起こるだろうか。その辺がまだわからない。