家人が外出するときは、電話は留守電にするのだが、それをたびたび忘れる。私は面倒なので受話器を取らないから、呼び出し音が長々と鳴ることがある。この人は、なんと気の長い性格かと思うほどに鳴らし続けるのがいるが、放っておく。株の売り買いが急がれる日は私が「留守電」のボタンを押しておく。証券会社の担当者には、「留守電」の声が出たところで、話しかけてくれと言ってある。それで充分であって、次はこちらからかければよい。大動脈瘤破裂で1回、胆石で2回、尿路結石で1回、119番にかけた。但し、大動脈瘤のときは、胸の激痛で慌てていて110番のボタンを押してしまったが、それを受けてくださった方がすべてを引き継いで、対応してくださり、救急隊が駆け付けてくれた。
この前の退院が決まったとき、36時間の余裕があったが、すぐに家族に知らせようと、病室に来た看護婦さんに、「電話をしたいけれど、どうしたらいいか」と訊いたら、「あれ?ケータイ、持っていないんですか?」と不思議そうに言われた。その看護婦さんは、自分のケイタイを貸してはくれなかった。
この前の退院が決まったとき、36時間の余裕があったが、すぐに家族に知らせようと、病室に来た看護婦さんに、「電話をしたいけれど、どうしたらいいか」と訊いたら、「あれ?ケータイ、持っていないんですか?」と不思議そうに言われた。その看護婦さんは、自分のケイタイを貸してはくれなかった。