Winding Road

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第89回天皇杯準々決勝 鹿島×G大阪

2009-12-13 | 鹿島アントラーズ

今日はガンバの日だった。鹿島に4連敗してなるものかというガンバの気迫勝ち。鹿島に満足感やモチベーションの低さはなかったが、先週激闘を制して頂点を掴んだ代償としての疲労は確かに残っていた。

今年対戦した中で最もガンバらしいガンバと戦った。よくパスが回るしパスに連動して人が動く。ペドロが居た2週間前の方が単純に守りやすかった。二川・橋本がバイタルエリアに頻繁に顔を出してはよくボールを受ける。そこに遠藤からタテのパスがしっかり入る。

対する鹿島も出足が鈍いながらそれ相応の戦い方で応戦。まずマルキが不在なので前線からのハイプレスは無理。そして中盤で取りに行ってもかわされるから、しっかりブロックを作って相手の攻撃を吸収して速攻を狙う。後半に入って互いの中盤にスペースが出来るようになるとそれが機能し始める。後半のチャンス数だけならおそらくイーブンだろう。

それだけに2点目の取られ方が勿体無かった。あれは新井場がボール処理を誤って橋本にウラを取られたのが全て。あんな失点の仕方してはダメ。篤人がクリアミスしたのも痛いがそれは大したことない。それよりも新井場のミスと、その直前に二川をバイタルエリアでドフリーにして簡単にドリブルで侵入された事。これが失点の要因。

しかし振り返るとパスが合わなくて繋がらなかったり連動性を欠くシーンが随所に見られた。誰が悪いわけでもなくハードな試合が続くというのはこういう事。ここ1ヶ月位は毎試合決勝戦のようだった。

そしてこの試合も見ていて思ったが事実上の決勝戦と言っても間違いではない。何となくだがここで勝てば元日国立という気がした。日本人だけの布陣でやる気に満ち溢れるガンバ相手によく戦った。最後は負けて終わったが不満はなく潔い今季最終戦だった。

途中で他会場の結果を見た時は、これはOB達からの『国立で待ってるぞ』というメッセージだと思ったがそれに応えられず残念。そのお楽しみは来年の宮城にとっておくとしようか。

さて来年は2月の長春戦が初戦だろうか。シーズンスタートは早いしW杯があるから例年以上の過密日程が待っている。また厳しいシーズンになるだろう。ひとまずは今季1年間お疲れ様でした。


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