3回戦は西ヶ丘。結局年末年始は6日で10試合観戦と普段の週末と変わらぬリズムで過ごし何ら正月らしい出来事もなく終わってしまった(笑) それを望んで暮らしてるから別にいいけど。
この日は第一試合が国立霞ヶ丘でやるような好カード、それに加えてスター候補生がいるチームと言うわけで大混雑。東京都予選決勝と同じくらい多くの観客が入った西ヶ丘。それらも第一試合までで第二試合が終わるころには最初の半分以下に客は減っていたが。
滝川第二×青森山田
3回戦でやるにはもったいない好カード。
滝二のやり方がハマった。狙っていた事がことごとく上手くいった感じ。FWと中盤の前目の4人によるタテに早い攻撃は観客を魅了した。
対する山田はその中でもがき苦しんだ。攻撃に変化が乏しくアクセントがつけられなかった。終始ビハインドを背負っていた事もあり焦りもあったろう。狭い所・人の多い所でばかり攻撃を仕掛けては点に結びつかない。
一部報道で審判によるハンド見逃しなどもあったが、ハッキリ言って判定にエクスキューズして結果が覆る程のサッカーを山田がしていたかと言えば答えは否。内容的にも滝二の完勝。途中からスタンドの山田側も審判に疑問を持っている感じの雰囲気だったがそれではダメ。
柴崎に関しては今までと特段変わらぬ感想。足りない部分はプロで鍛えればよい。それにしても岳ギャルの多さには驚いた。一体どこで増殖したのか。何せ柴崎がドリブルを始めればスタンドからキャーと悲鳴が起きたくらいだから。あれらが春以降は我が軍の試合に来襲するのだろうか。う~む何とも言えぬ・・・。
立正大学淞南×新潟西
予想通り第一試合終了で減って行く客達。しかし帰ったのは損だろう。立正大のサッカーは見ておくべきだ。
パスワークと個人技を効果的に織り交ぜた立正大の攻撃は見ていて楽しかった。それに対する新潟西の粘りの守りも見事だった。前半についてはよく新潟西が耐えた。
それが後半に入ると立正大の攻撃陣が本領発揮し始めて最後は5点取ったが見事な攻撃だった。新潟西も最後まであきらめず何とか1点返した。高校サッカーらしい気持の入った試合だった。
応援にもご当地色が出るものだが新潟西はアルビのチャントが多かった。鹿島学園だってあそこまで鹿島をコピってないぞ。懐かしのGK野澤チャントがここで聴けるとは思わなかった。それと立正大は試合後に清水の勝ちロコをやってたな。
これにて3回戦まで終わり。次の観戦は準決勝@国立。