Winding Road

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2010ACL GS第2節 全北現代×鹿島

2010-03-11 | 鹿島アントラーズ

韓国のアウェーで自分達の形で素晴らしい戦いをした上に終了間際の逆転勝利。しかも去年は水原の完敗を経験して海外アウェーの厳しさを身を持って体感した1年後なので喜びが何倍にも倍増した。この試合を現場でサポート出来て本当に良かった。

相手に主導権を握られると想像していたが意外にもガツガツ来なかったので、いつも通りの鹿島の戦い方が出来た。チャンスの数もこちらが多く。

全北はトップのイ・ドングッに楔が入るとそこを基点に2列目の3人を含めた4人のコンビで崩す攻撃が早かった。前線に技術もあるからワンタッチでパスが繋がる。そこは岩政がしっかりイ・ドングッを潰してチャンスを作らせなかったが前半終了間際のワンチャンスで先制を許す。嫌でも去年の悪夢が甦った。また全北は相手セットプレーを奪ってのカウンターが鹿島と同じくらい早かった。

後半も立ち上がりは押し込まれる我慢の時間が続くがそれを過ぎると再び鹿島ペースに。そしてFKの流れから中田の右足で同点。しかしここからホームでどうしても勝ちたい全北が急に攻め始めた。それまではある程度イーブンだった主審もいきなり相手寄りの笛を吹き始める。とは言っても水原のアウェーよりはマシだった。

苦しい時間帯だったが必死に耐え抜く。最後はスコアが動く直前でベンチが青木を用意していたし、見ていてもドローで良いと思っていた。点を取るなら相手が後方に開けている広大なスペースを突いた速攻しかない。しかし耐えた先に光が見えた。小笠原のパスを受け縦に切れ込んだ遠藤のこれまた利き足と逆の右足で逆転。最後の相手の猛攻も耐えて終了。


国際試合では球際激しく1対1で負けないのが重要と改めて痛感。それを体現したのがマルキ・フェリペ。特にフェリペは技術と献身的な姿勢以外に力強さもあると発見した。中田もその点では効いていた。それから何と言っても小笠原。一人だけ別格のフィジカルで相手のチャージに怯まずボールを奪って捌いてと奮闘。間違いなくMIPだろう。

終了後に全北のマフラーを買おうと物販に行ったら売り子さんに片言の日本語で『おめでとうございます』と言われたので思わず咄嗟に『どうもありがとう』と言った。価格が20000W(¥1600位)で素材的にはジャガードといった感じか。

火曜にこんなハードな試合をこなすと反動が心配だが勝ったことで次も良いイメージで臨めるだろう。次は京都。いきなり遠征続きだ。


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