Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

2009J2第50節 徳島×仙台

2009-12-01 | ベガルタ仙台

仙台の大勝。一言で言って全く危なげない内容。両チームの置かれている立場の違いがそのまま如実に出た。

仙台は相手のミスから得点を重ねた。DF陣が築き上げた強固なブロックはもはやJ2では破られる気配すらしない。但しこれはあくまでも今年の話であって来年を保証してくれるものではない。FKで千葉が中央でドフリーとか、ボランチが自陣PA前でボールを奪われるとか、正直言って目を覆いたくなるような徳島の初歩的なミスが多々あったから。反撃も放り込み一辺倒では守りやすい。

徳島は倉貫が捌いて徳重がゲームを作る組立の意図は感じた。しかし次第に倉貫が潰されると上手くいかなくなった。それから止めきれない時に危険なファールをするのが目についた。良いサッカーをやる所まで来ていただけにそこから先のワンステップでしょうね。あとは柿谷が見たかったのでそれは残念。

ソアレスの活躍は見事。しっかり前でプレスをかけて運動量が多かった。あんなに前から追うソアレスは初めて見た。多分テグも喜ぶだろう。しかも点が取れる。それもシュートが巧い。相方の平瀬がややブレーキだった分も一人で補っていた。来年も契約した方が良いだろう。


第三者があれこれ言うのもアレだが、あのワンサイドの展開なら徳島には3枚目のカードで高桑を出して貰いたかった。パワープレーをやるためにこちらも今季限りの林を使う意図は分かるが・・・。仙台の方がエリゼウを無理させない意図があるにしても最後に木谷を出したのは嬉しかったから。でも片岡を先発で使って長い時間プレーさせたのは良かった。ああいうのは結構大事だと個人的には思う。

これであと残り1試合。仙台にとっては最後の卒業試験みたいなものだろう。試合後、千葉直樹はゴール裏に向かって人差し指を一本立てていた。あと一つだ。


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