Winding Road

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2010J1第23節 仙台×山形

2010-09-21 | ベガルタ仙台

良い勝ち方でみちのくダービーに勝利。個人的にも5回目のダービー参戦でようやく仙台の勝利が見れた。ついでに言うと宮スタに来るといまだにベガルタ全勝。

ピッチのボコボコさにお互い手こずっていたが次第に仙台の方がそれをうまく生かすようになった。山形は簡単に前には当てずサイドに起点を作ってそこで数的優位を作り良い形で中央の田代にクロスを上げようとした。そのための作業を地道に繰り返していた。

対する仙台は無理な攻めはせず奪ったボールを速攻につなげていく。中盤で人が細かく動き回ることで相手のアンカー横を上手く狙った。先制点の良い時間帯だった。自分でファールを受けて決めるFKは入替戦で見ているから梁がボールをセットした時に不思議と決まる予感がした。

後半は山形がシンプルな展開に持ち込んできたこともあってチャンスを作り始めたが、ミドルゾーンでのミスパスが目立ち始めなかなかアタッキングサードまで行けない。対する仙台も良い位置でボール奪取するけれどそこから攻守の切り替えが遅く速攻をフィニッシュに結び付けられない。

それが赤嶺の投入で前線の距離感が良い具合になる。そして梁が絶妙なコントロールショットをゴールに流し込み2点差。これで決まった。直後の長谷川投入で山形はパワープレーを仕掛けるがゴールは割らせず。テグの交代も的確。千葉を入れて中盤を増やし、最後は永井で締める。

山形で最も怖いのは田代。サイドからボールが上がるたびにヒヤヒヤした。そしてフィジカル面に強く田代と絶妙の距離感で2列目に位置する増田の存在感もイヤだった。狙ったわけではないけれど我が軍から貸し出している二人は敵にしたらこんなに怖いのかと実感した(笑) この二人にダニーロおじさんがベンチに控えてたんだから去年の控え組は贅沢なわけだ。

みちのくダービーで勝つのはこんなに気分が良いものかと痛感した。山形サポの6000人来場も単純に凄い。一昔前では考えられなかった。観衆も26000でユアスタのキャパ超えだから営業的にもまずまずOKかな。

仙台は攻守のバランスが良くなっていて勝ち点を確実に取れるようになってきた。このまま今の戦い方を継続していけば残留出来るだろう。天皇杯もナビスコも無くなってリーグに集中できるのもメリット。まずは残留確定まで辿り着いてほしい。


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