Winding Road

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ナビスコカップ決勝 千葉×G大阪

2005-11-05 | Jリーグ
決勝にふさわしい素晴しい好勝負でした。ジェフ千葉の皆様、初タイトルおめでとうございます。

今日はあらかじめ前売りで自由席(ホーム側)を買っていたんですが、混雑状況が読めなかったので、少し早めに出て11時半過ぎに国立に到着しました。
スタンド内に入ると、人が多いぞ!!我が目を疑いましたが、両サイドともゴール裏の中央部は埋まっているし、端の方も目立った空席が見られない。始めから聖火台の下辺りに陣取って観戦しようと思ってたので、そこまで移動し場所確保すると、その付近も黄色い。千葉サポってこんなにいっぱい居たか!?と思った。

選手入場の際は、両ゴール裏ともいわゆるマスゲームで選手を鼓舞する。決勝らしい雰囲気です。
前半は両チーム共に慎重な入り方で、まず守備からという姿勢が感じられました。
一転して後半は試合が動き出しました。後半15分あたりは、もう延長戦かと思わせるような中盤スカスカ打ち合い合戦になり、おいおいって感じでしたが。どちらかというと、走りで上回る千葉の方がペースを掴んでいきましたね。水野投入から、サイドを基点にした攻めも出して押し込んでいく。
ただ千葉のDFはボールを持ってから、ドリブルで前にボールを運ぶことが多くあったので、そこはガンバも狙っていて、プレスをかけて奪ってから前3人だけでゴール前まで持っていく場面も数回見られる。前3人で攻めるというのはよくわかるのですが、そこに二川なり松下なりが絡んだ時は、より大きなチャンスに広がりますね。
ストヤノフ・シジクレイの二人がゴール前に厚い壁として立ちはだかるため、どちらもあと一歩のところで、ゴールまで至らない。
ロスタイムの巻のファールは仕方ないでしょう。

延長戦の30分もあっという間に終了。そしてPK戦へ。
まさか遠藤が外すとは。最も成功する可能性が高いと思っていました。そんな選手でも、ごくまれに外すことはあるものです。ただその珍しい1回がここで来てしまうのは残酷。
その後は全員成功してジェフのラストは巻。蹴る前はこちらまで緊張しましたよ。巻も成功して千葉優勝。決勝戦に終止符が打たれました。

千葉はよく走るなというのが感想なんですが、水野や工藤は巧くていい選手だし、巻の体を張ったポストプレーは貴重な武器だなと思いました。そういえばハースが出停だったんですね。それを忘れさせる位のチーム全体の素晴しいパフォーマンスだったと思います。
一方のガンバは、相変わらず前3人の攻めは恐いけど、ギリギリの局面では千葉のディフェンスが3人を食い止めていたので(おそらくしっかりと研究してましたね)、今後もそうなった時にどうやって点を取るのかが課題だと思いました。
大黒の状態が気になりました。やはり調子が落ちているか。動きの質やシュートに持っていくまでの流れは流石と思いましたが、如何せんシュートが枠に飛ばない。その姿にヤナギがダブって見えてしまいました。

本当に見ごたえのある決勝でした。熱戦・死闘と呼ぶに相応しい濃密なゲームで、120分+PKまで、とても楽しめました。両チームの選手達に拍手を送りたいです。また松村主審もスムーズにゲームコントロールしていて、試合の流れが切れる場面が少なく、集中を持続して試合に入り込むことが出来ました。好ゲームを際立たせてくれました。これだけ堪能できて1500円は安い。

人の優勝を見てしまうと、羨ましいのと自分達もあの歓喜を味わいたい気持ちになり、やっぱり今年はリーグ優勝したいなと改めて強く思いながら、夕暮れの国立を後にしました。

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