Winding Road

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2009J2第41節 甲府×仙台

2009-09-24 | ベガルタ仙台

連休最終日は小瀬へ。時間次第で国立も検討しましたがハシゴは無理なので1試合のみ。2ヶ月前の借りを返すべく今年2度目の盆地。

結果としては痛み分け。勝ち点差を縮めたかったホームの甲府の方が痛いだろう。仙台は最後の方は引き分け狙いで無理しなかった。リスクを背負って逆襲を食らうくらいなら、引き分けて甲府との勝ち点差4をキープする方が賢明な判断。それを全体が意思統一出来たのが良かった。

もっと甲府が仕掛けてくるかと思いきや、意外にも守りから入ってきた。中盤のプレスは厳しかったですが最終ラインは3バックというよりは変則5バックのような形。アウェーの仙台もまずは相手の長所を消す作業から始めた。お互いに失点したくない気持ちの方が先行して潰し合いの展開に。

後半、互いに國吉・中原と勝負するためのカードを切った辺りから試合が動き始める。中原のシュートがバーを直撃したり國吉のミドルを林が好セーブで弾き出したり。徐々に甲府が前に出始めるもののミスパスでチャンスをフイにするなどフィニッシュまでは持ち込めない感じ。対する仙台もパス回しで組み立てる攻撃が出来始めて良い形を作り出す。

そこでカウンターから1点取ったのが仙台。ソアレスの芸術的で意外性のあるゴールは美しかった。このまま逃げ切りたかったですが、左サイドを中心に石原や藤田が試合中で一番高い位置まで上がって圧力をかける甲府の前に耐えきれず失点。

林のセービングが光っていた。失点は仕方ない。あの場面は広大にもっと体を寄せて欲しかった。ボールが入る前の駆け引きまでは目視確認していませんが、実際寄せが遅れてシュートを打たせたわけだからそれはCBには防御して欲しいところ。

仙台としては結果的に今年は甲府に未勝利で終わったがこの試合に限定すれば負けなくて良かった。あとは取りこぼしせずホームは全勝すれば問題ない。

前回同様によく客の入った小瀬。上位対決だからかもしれないけれどJ2でこれだけ入るのは感心する。それでもシャトルバスで甲府駅まで行って最終あずさに間に合うからありがたい。2ヶ月前は人身事故による大幅な遅れで悲惨な帰路だったが今回は無事新宿駅まで辿り着けたのでホッとした。次は日曜ユアスタに遠征します。


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