例年だと2日か3日にも高校サッカーを観に行きますですが、今年は現場に足が向かず1回戦の等々力に行った以外はテレビ観戦。在宅の理由は単純に疲労です。昨季は1月1日までずっと気を張っていたからシーズン終了と同時に疲労がどっと出た感じ。寝正月を経てこの準々決勝から本格的に08年の現場ライフスタートです。
対戦カード的には臨海の方が魅力的でしたが、なにぶん五井は遠すぎる。対して駒場は家から近いので、この準々決勝は駒場に行きます。
第一試合は広島皆実と津工。三重代表といえば四中工のイメージが強いんですが時代は変わりました。ただ今もこうやって名前を覚えているというのは、一時代を築いた証。例えば愛媛といえばすぐ思い浮かぶのは南宇和ですし。対する広島皆実は例年通り、サンフレッチェのJrユース出身者が多い。
津工業のパスサッカーが見事に決まりました。広島皆実はディフェンスが堅かったですけど、それを打ち破る攻撃力でした。前線に個人技のある選手を配置しているので攻撃が見ていて面白い。特に8番の松葉の緩急とスペースで抜いていくドリブルは巧い。
野洲の台頭以来、蹴って走るだけのスタイルよりは繋いで崩すサッカーを標榜する学校が増えてきました。特に今回はその代表格の国見が出場していないこともそう感じられる要因の一つでしょうか。両校共にコンセプトを持って試合に臨んでいて、なかなか中身の濃い第一試合でした。
