朝礼の話題

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オステオカルシン

2017-03-22 03:34:47 | 21世紀
オステオカルシン
2017/03/22
 「ためしてガッテン」で紹介された骨ホルモンです。
骨は身体を支える構造材であると、思い、折れたら金属で留めておけば治るなどと考え、外科や骨接ぎに任せておけば良いとしていました。
骨は骨髄で赤血球を作り、骨自体も、常時、壊され新しく作られています。
 骨はオステオカルシンというホルモンを作り、血液中に放出しています。このホルモンは、すい臓に働きかけ、血糖値を下げる働きもあるそうです。まだ、このホルモンの作用の全ては解明されていません。

ウィキペディアでは、次のように、書かれています。
 『オステオカルシンは骨芽細胞のみから分泌され、代謝調節および骨形成促進性に働くものと考えられている。また、骨の石灰化とカルシウムイオンの恒常性維持に関与すると考えられている。オステオカルシンは、膵臓のβ細胞にインスリンの産生を促し、脂肪細胞にインスリン感受性を向上させるホルモンである、アディポネクチンを産生させるホルモンとしての作用を持つ。
骨形成のバイオマーカーとしての利用
オステオカルシンは骨芽細胞によって分泌されることから、しばしば骨形成過程のマーカーとして利用される。また、血清中のオステオカルシン濃度は骨粗鬆症に対するテリパラチドのような薬物治療時の骨密度改善と比較的よく正の相関を示すことが知られている。多くの研究において、オステオカルシンは骨形成に対する薬物の効果を示す予備的なマーカーとして利用されている』
 オステオカルシンを沢山分泌させるには、骨に荷重を掛けることが効果的だそうです。
 ジャンプすると、体重、の3倍位の重量がかかるので望ましいけれど、膝を痛めるので、「かかとおとし」が勧められていました。
 これはつま先で立ち、身体を直立させ、踵(かかと)を落とすのです。
 これでも体重の2倍くらいの重さがかかり、有効だそうです。
 これを1日30回すれば十分だそうです。
 骨細胞は、脳細胞のように、隣同士、突起を出して繋がっています。
「かかと落とし」の刺激は全身の骨に伝えられ、全身、活性化されます。
 死んだ骨は、白く、無機質の感じですが、テレビに出た、生きた骨は血管もつながり不気味です。
 九州大学では、ラーメン出汁にするトンコツから、オステオカルシンのサプリメントを作る研究をしているそうです。


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