再犯率５７％

再犯率５７％
2015/03/09
　犯罪者別で見ると，初犯者が７１．１％であるのに対して，再犯者は２８．９％となっています。
　他方，これをそれぞれが起こした事件の数で見ると，初犯者による事件は４２．３％であるのに対して，再犯者による事件は５７．７％となっています。
　つまり，我が国は，約３割の再犯者により，約６割の犯罪が行われている実情にあるのです。
　ですから，国民の皆さんが安全に安心して暮らせる社会を取り戻すためには，何よりもまず再犯を防止することが重要というわけです。
　以上・法務省だより（赤れんが）記事
　北九州市には刑務所刑期修了者の宿泊所があり、そこから一般企業に通っている人がいます。NHKテレビの番組でその実態を放送していました。
　再就職先が無く、ブラブラして再犯になる人が多く、対策は無いようです。
　民間の善意にすがるばかりでは解決は出来ないでしょう。
　福岡市職員で、犯罪を犯した人は、馘首になる訳でなく、休職の後再就職をさせているようです。
　この際、一般の受刑者も、刑期終了後、一定人数を官公庁で再就職させる対策はどうでしょう？　掃除・雑役など沢山あるでしょう。正社員でなく、非正規の日給社員でもいいではないですか。優秀な人は一般行政職を何年か非正規で働かせ、成績次第で正社員登用など考えましょう。
市役所が保証して、コンビニなどの社員に紹介するなども、再犯防止のための就職に役立つと感じます。
　障害者は、会社規模に応じ採用を義務付けられていますが、犯罪者の刑期満了者も同じように、官公庁に義務付けましょう。
犯罪者は、一般社会が相手にしなければ、再犯者になるばかりです。
　暴力団構成員も、犯罪者の参加が多いと言われます。暴力団も存在出来ない現在ですから、少々無理をしても、一般社会で受け入れなければなりません。
　犯罪者でなかった素人の女学生でも「人を殺して見たかった」と実行する時代です。刑務所で辛い経験をして来た刑期満了者を市役所や県庁で採用を考えてやりましょう。
　放置していて、「またやった」と刑務所に逆戻りさせるのは、何とも芸のない話です。刑務所職員の下働きなども考えましょう。固定職に就かせて年金も受け取れる資格でもなければ、老年になったら生活保護になるだけでしょう？
　放置し、イスラム国にでも、行かせますか？