フリカケ

フリカケ
2017/06/15
　テレビで、一膳分1000円の振り掛けが紹介されていました。売上上々だそうです。それは、福井県で販売されている、「乾燥うに」です。
　すり鉢ですり潰し、塩味付けて、紙に貼り付け乾燥させ、それを粉砕して、フリカケにしたもので、原価が高いのも分かります。
　娘が、町で評判の振り掛けを買って来ました。「クロセ・スパイス」です。洋風のペッパーですが、ご飯に掛けても、サラダやお肉にも、あいます。
　原料は、食塩、胡椒、醤油、レッドペッパー、ガーリック、コリアンダー、グリーンペッパー、パセリ、オニオン粉末、唐辛子、マジョラム、オレガノ、バジル、調味料（アミノ酸等）と書いてあります。北九州市八幡西区熊手１丁目　有限会社黒瀬食鳥M　と書かれてあります。中々、美味しく、私はファンになりました。これは、上品で、舌を刺激し、香りもあり、西洋的で、現在、最高の振り掛けと推薦します。北九州市、リバーウオークに店がありますので、是非、ためして見ましょう。
　私は、本当は、ご飯が、苦手なのかもしれません。食卓には、萩・井上商店の「しそわかめ」を常に置いてあります。「あおさ」の振り掛けもほぼ常在です。白いご飯ではなんとなく物足りなく、フリカケを愛用します。
　現役で仕事している時、、有力会社の社長が、白ご飯に塩を掛けて食べていました。自分でも恥ずかしくなったのか説明を始めました。「子供の頃、お父さんが現場仕事、お母さんが荷車で運搬仕事、ほとんどかまってもらえなかった自分は、置かれた冷ご飯に何か乗せたり、掛けたりして食べていた。それで、味のないご飯は苦手だ」
　私も、同じように、カレーやハヤシライス、親子ドンブリ、中華ドンブリなど好きで、セブンイレブンの調理ご飯のお世話になっています。
　家でお刺身食べる時、熱い白ご飯の上に醤油をつけて置き、一緒に食べるのが好きで、酢のない寿司だなど言って、母からみっともないと叱られていました。いわば、海鮮丼の自家製のようで、美味しいですよ。ご飯は出来立ての熱い方がおいしいですよ。
　ウナギもかば焼きを同じようにご飯の上に置き、掻き混ぜて食べていました。今の「ひつまぶし」ですが、初めて、それをメニューで見た時、「暇つぶし定食」と読んで、暇な人はこんな風にするのかと、命名に感心しましたが、「櫃まぶし」でした。
　辛子高菜をご飯に乗せると最高です。チャンポン店「響」に売っている辛子高菜は、辛くておいしいですよ。