最上の自然

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カノシマチビゲンゴロウ

2014-02-10 10:00:00 | 水生昆虫



カノシマチビゲンゴロウ 
2013年8月 新潟県

本州の高標高にのみ生息する流水性のゲンゴロウ。
昔は北海道に生息するエゾカノシマチビゲンゴロウと同種とされていた。
本種は縞模様が目立たず、黒(黒紫?)っぽい色彩のものが多いが、稀にエゾカノシマのように縞模様が目立ち、白っぽいものも採集される。


生息環境

左側の本流側では確認できず、右奥の溜まりでのみ確認した。標高は約1500m。
ここではほかにヒメシマチビゲンゴロウ、クビボソコガシラミズムシ、キベリヒラタガムシ、ミズスマシなどを確認したが、一番個体数が多かったのはカノシマチビゲンゴロウでした。

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2 コメント

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Unknown (キタノミゾウ)
2014-02-11 10:42:08
わたしが標津町(旧根室支庁)で採集したのも本流から別れた緩やかな支線(浅い分流)でした。清流を好むのか、あるいは冷たい流れを好むのでしょうか?
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キタノミゾウさま (wata)
2014-02-12 09:25:01
この仲間は北海道と新潟でシマチビ・チャイロシマチビ・ヒメシマチビ・カノシマチビ・エゾカノシマチビ・マルガタシマチビを採集していますが、共通する点としては分流であれ本流の淀みであれ砂地であるということが重要だと思っています。
新潟では標高の高いところか低地では湧水のあるところでしか確認していないので、水温も大事なのだと思います。
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