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ホソミオツネントンボ Indolestes peregrinus
2014年6月 新潟県
本土では数少ない成虫で越冬するトンボ。
近縁のオツネントンボと違い、越冬後、成熟すると綺麗な水色になる。
2012年に発行された「日本のトンボ」では県内の平野部と佐渡の分布が抜けているが、佐渡では2000年代に正式な記録があり、平野部でも過去(小学生のときだが)に長岡市で生息を確認している。
ちなみに写真は佐渡のもの。
しかし、長岡の生息地は住宅地になってしまい、現在確認できる場所はなくなってしまった…。
平野部の田んぼなどは調査不足なので、どこかには生き残ってくれているとは思うが、大人になってから住宅地周辺の田んぼを網を持って歩くのは中々難しい。
地味なオツネンに比べ成熟すると鮮やかな印象ですね(^O^)
大人になって網持って歩いてると変な目でみられますよね
未成熟の時はオツネントンボと同じような色ですが、この空色にはハッとさせられます。
大人の昆虫採集は確かに変な目で見られることも多いですが、話せばわかってくれる人も多いのが救いです。