最上の自然

自分の見たものを自由気ままに紹介していきます。
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ジムグリ

2011-03-25 19:18:18 | 爬虫類

ジムグリ Euprepiophis conspicillatus
2006,5,21 新潟県長岡市

滅多に噛む事が無い、非常におとなしいヘビ。
通常はもっと目立たない様な灰色がかった褐色だが、幼いときは鮮やかな色彩をしている。
写真のものは50cmくらいの個体。

暗がりにいる本種は非常に目立たなく、特に逃げもしないので登山道で踏んで気がつくこともしばしば…
ちなみに最上ではまだ未見。目立たない種類ですから見落としてる可能性も高いですけどね。

シマヘビ

2011-03-24 10:06:58 | 爬虫類

シマヘビ(通常型) Elaphe quadrivirgata
2006,6,27 新潟県長岡市

各地で見ることが出来るヘビの普通種。
通常の個体は「縞蛇」の名の通り、綺麗に縞模様が入っている。



シマヘビ(白帯型?)
2009,7,31 北海道網走市

特徴である縞模様が消えかけて白っぽい模様が入る個体。
写真のものはちょっと中途半端な感じ若干アオダイショウに似てるかも。



シマヘビ(白化型)
2007,5,14 北海道網走市

帯がほとんど消えかけている個体。
所謂「白蛇」はアルビノのことを指すのだが、この個体はアルビノではなく、ただ色が薄いだけ。



シマヘビ(黒化型?)
2010,5,22 山形県最上郡

写真の個体は中途半端な黒化型。網走にいたときは完全な黒化型も何度か見たが、みんな逃げ足が異常に速く、写真を撮る事ができなかった

ニホンカナヘビ

2011-03-23 08:59:18 | 爬虫類

ニホンカナヘビ Takydromus tachydromoides
2006,5,12 新潟県長岡市

本土でよく見られるもう一種のトカゲ。
北海道から九州まで広く分布していて、民家の周辺でもよく見られる種類。
トカゲというとほとんどの人がカナヘビのほうを思い浮かべるんじゃないだろうか?

ニホントカゲ

2011-03-22 09:31:13 | 爬虫類

ニホントカゲ Plestiodon japonicus
2010,6,25 山形県最上郡

本土で主に見られる2種のトカゲのうちの一種。
幼体ではブルーの綺麗な体をしているが、成体になると褐色に変化する。

初めてニホントカゲを見たのは小学校低学年の頃、新潟県の三川駅でだったと思う。
当時は図鑑の中の生き物でしかなかったものが歩いていたので飛びついたが、見事に尻尾を切られて逃げられた記憶がある

水辺のへび

2010-06-26 23:40:12 | 爬虫類
相変わらず、川の中を歩いたり、休耕田や池に行ったりしているのですが、最近はカメラを忘れたり、濡れることを嫌って持っていかなかったりと撮影する機会がぐっと減っています(昨日は池の中でおもいっきり転んだので、カメラを持っていかなかったのは正解)
今日も川に入ったのですが、深いところだったのでカメラは車の中で待機中。
そんなときに限ってアオハダトンボの交尾が見れたりするんですよね。しかも素手で採集できちゃったし…。写真を撮るには絶好のチャンスだったかも

と、そんな感じで最近の写真がないので、少したまっていたヘビの写真でも(昆虫じゃなくてすみません


ヤマカガシ Rhabdophis tigrinus
2010,6,2 山形県最上郡

本土にいるヘビの中では派手な種類。
奥歯に毒牙があり、毒が体内に入ると血栓を作り、脳内出血などが起こるらしい。最近では2006年に死亡例がある。
普通に噛まれても、奥歯まで届かないことがほとんどのようですが、気をつけましょう



アオダイショウ Elaphe climacophora
2010,6,12 山形県最上郡


上の個体と同一

一般的な種類で、ヘビというとアオダイショウの名前が出てくる人は多い。
川を歩いていると一番目に付く。写真の個体はなぜかヤスデを顔にくっつけていた



シマヘビ
2010,6,25 山形県最上郡


2010,6,12 山形県最上郡(トノサマガエルを捕食中)


2010,5,22 山形県最上郡

これも一般的な種類。
シマヘビは色彩の変異が大きく、普通の縞が入る個体(一番上)や完全に真っ黒になる個体(俗に言うカラスヘビ)、その中間の斑(一番下)などがでる。
縞が入るものも濃淡があり、アオダイショウに似るものもでるが、目の色で区別は可能。
川の周辺よりも田んぼの周りに多い。