私鉄沿線

2023-04-10 07:00:01 | Jポップス
【私鉄沿線】チエウニ


改札口で君のこと
いつも待ったものでした
電車の中から降りて来る
君を探すのが好きでした
悲しみに心とざしていたら
花屋の花も変りました
僕の街でもう一度だけ
熱いコーヒー飲みませんか
あの店で聞かれました
君はどうしているのかと

伝言板に君のこと
僕は書いて帰ります
想い出たずねもしかして
君がこの街に来るようで
僕たちの愛は終りでしょうか
季節もいつか変りました
僕の部屋をたずねて来ては
いつも掃除をしてた君よ
この僕もわかりません
君はどうしているのでしょう

買物の人でにぎわう街に
もうじき灯りともるでしょう
僕は今日も人波さけて
帰るだけですひとりだけで
この街を越せないまま
君の帰りを待ってます




男が、終わった恋を忘れられずに振り返るという何でもないストーリーなのですが、今はなき昭和の独特な郷愁に黄昏ちゃうマスターです。(笑)

さて、原曲はもちろん野口五郎さんです。

私鉄沿線  


ところで、野口五郎の代表作は?と質問されたら、大半の人はこの歌を挙げるでしょう。

1975年1月にリリースされ、その年の第17回日本レコード大賞・歌唱賞、第6回日本歌謡大賞・放送音楽賞、第8回日本有線大賞・グランプリをそれぞれ受賞したこの曲。

この歌には具体的な地名や駅名がまったく出ていませんよね。

作詞した山上本人も「〇〇線をモデルにした」という話をしていませんでした。

そのため、ファンは「東急東横線ではないか」「五郎の故郷(岐阜県美濃市)を走る名鉄美濃町線ではないか」などと推測し合っていたようです。


























































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