【私鉄沿線】チエウニ
改札口で君のこと
いつも待ったものでした
電車の中から降りて来る
君を探すのが好きでした
悲しみに心とざしていたら
花屋の花も変りました
僕の街でもう一度だけ
熱いコーヒー飲みませんか
あの店で聞かれました
君はどうしているのかと
伝言板に君のこと
僕は書いて帰ります
想い出たずねもしかして
君がこの街に来るようで
僕たちの愛は終りでしょうか
季節もいつか変りました
僕の部屋をたずねて来ては
いつも掃除をしてた君よ
この僕もわかりません
君はどうしているのでしょう
買物の人でにぎわう街に
もうじき灯りともるでしょう
僕は今日も人波さけて
帰るだけですひとりだけで
この街を越せないまま
君の帰りを待ってます
いつも待ったものでした
電車の中から降りて来る
君を探すのが好きでした
悲しみに心とざしていたら
花屋の花も変りました
僕の街でもう一度だけ
熱いコーヒー飲みませんか
あの店で聞かれました
君はどうしているのかと
伝言板に君のこと
僕は書いて帰ります
想い出たずねもしかして
君がこの街に来るようで
僕たちの愛は終りでしょうか
季節もいつか変りました
僕の部屋をたずねて来ては
いつも掃除をしてた君よ
この僕もわかりません
君はどうしているのでしょう
買物の人でにぎわう街に
もうじき灯りともるでしょう
僕は今日も人波さけて
帰るだけですひとりだけで
この街を越せないまま
君の帰りを待ってます
男が、終わった恋を忘れられずに振り返るという何でもないストーリーなのですが、今はなき昭和の独特な郷愁に黄昏ちゃうマスターです。(笑)
さて、原曲はもちろん野口五郎さんです。
私鉄沿線
ところで、野口五郎の代表作は?と質問されたら、大半の人はこの歌を挙げるでしょう。
1975年1月にリリースされ、その年の第17回日本レコード大賞・歌唱賞、第6回日本歌謡大賞・放送音楽賞、第8回日本有線大賞・グランプリをそれぞれ受賞したこの曲。
この歌には具体的な地名や駅名がまったく出ていませんよね。
作詞した山上本人も「〇〇線をモデルにした」という話をしていませんでした。
そのため、ファンは「東急東横線ではないか」「五郎の故郷(岐阜県美濃市)を走る名鉄美濃町線ではないか」などと推測し合っていたようです。