すずめ 

2023-04-10 22:12:36 | Jポップス
すずめ 増田けい子



別れの話は 陽のあたる
テラスで紅茶を飲みながら
あなたと私の一日の
一頁を読むように
別れの話をする時は
雨降る夜更けに 呼ばないで
あなたと私の 一生が
終わるように 響くから
時計の中に だれかがいるの
旅立つ仕度の あなた
今なら汽車に 間に合うかしら
車をさがしてくるわ
雀 雀 私の心
あなたのそばを 離れたくない
なのになのに ふざけるばかり
雀のように はしゃいでるばかり

あなたにもらった パステルの
私の似顔を捨てたいわ
焼くのはあまりにつらいから
夜の海に 捨てたいわ
いつものように 手を振りながら
あなたの車が消える
ついでのように 見送りながら
あなたのそばを 離れられない
呼んで 呼んで 雀のように
あにたのあとを 追いかけてゆくの※

(※くり返し)


私 いつか走りだす

※雀 雀 私の心





人にとっていちばん身近な、そのくせいちばん人にいじめられてきたのが、スズメ。

でもこれは日本のことで、ロンドンのハイド・パークやパリのモンマルトルなどでは、人を見ると近づいてくるそうです。

これは、人はいつもポケットにパン屑やエサを持って与えているからだとか。

また、ドイツには、スズメに関するこんなエピソードがあります。

プロシアのフリードリヒ大王はサクランボが大好きでしたが、この実がスズメに食われるので、スズメ駆除の命令を出しました。

しかしその結果、スズメがいなくなったかわりに害虫が大発生し、サクランボの樹までがやられてしまいました。

大王は自らの非を悟り、鳥類の保護にあたり、害虫の駆除につとめたといいます。


"別れの話をする時は 雨降る夜明けに呼ばないで あなたと私の一生が 終わる様に 響くから"

この歌詞は沁みます・・・ 相手に対する想いの強さがよく感じ取れますよね。

また、聴いていると別れを悟っている状況で、相手がすずめの様にはしゃぐ姿に辛さを覚える様子がうががえます。

この曲、1982年には40万枚の大ヒットとなり、有線放送大賞特別賞をはじめ
各賞を受賞した増田けい子さんの代表曲です。


ところで、

「男は度胸女は愛嬌」とはよく言われていますよね。

男は度胸女は愛嬌とは、男には度胸つまり恐れを知らない心、女には愛嬌つまりかわいらしさが必要だという、性的な役割分担に基づく教えです。

もちろん、現代ではそんな考え方は古くさく、性差別と批判されるかもしれません。(笑)

今は、・・・

女は度胸、男は愛嬌、自民は一強、世間は不況、黒岩一強・・・

「スズメ」になって、自由に空を飛べたらなぁ~。(笑)









この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 谷村新司「リサイタル THE SI... | トップ | 結婚しようよ »
最新の画像もっと見る

Jポップス」カテゴリの最新記事