そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集〈紀伊国行幸1 〉#9.1667-9.1670

2011年01月08日 |  / 万葉集
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「(大宝ダイホウの元年ハジメノトシ辛丑カノトウシ冬十月カミナツキ、
太上天皇オホキスメラミコト、大行天皇サキノスメラミコト、紀伊国に幸ませる時の
歌十三首トオアマリミツ)」
「親子にて天皇スメラミコトが紀伊に行くその時の歌13載せる()」

「妹がため吾アが玉求む沖辺なる白玉寄せ来コ沖つ白波(紀伊御幸の歌1/13首 #9.1667)」
「妻のため玉を求めて沖にいる白玉運べ沖の白波()」

「この歌は先に出るけど違いありよってここへと再録したり
(右ノ一首、既ニ上ニ見ルコト畢ハリヌ。但歌辞少シク換リ、年代相違ヘリ。因テ以テ累ネ戴ス。)」

「白崎は幸サキくあり待て大船に真梶繁貫シジヌきまたかへり見む(紀伊御幸の歌2/13首 #9.1668)」
「白崎よ幸を信じて待っててね楫を貫きまた帰るから()」

「南部ミナベの浦潮な満ちそね鹿島カジマなる釣する海人アマを見て帰り来む
(紀伊御幸の歌3/13首 #9.1669)」
「南部ミナベ浦潮よ満るな鹿島カジマにて釣する海人アマを見て帰るから()」

「朝開ビラき榜ぎ出て吾アレは由良の崎釣する海人を見て帰り来む(紀伊御幸の歌4/13首 #9.1670)」
「朝になり榜ぎ出す吾は由良の崎釣する海人を見て帰りたい(旅の安全を望んでいるのか)」
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