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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

沙本毘古叛乱前夜(11 垂仁天皇-2)

2014年05月24日 |  / 古事記・古代史

2014/05/24

「沙本毘目が后となりしときに聞く『夫セと兄イロセとのいずれを愛ハしき』と(沙本毘古が妹の沙本毘売に)」

「沙本毘売は迷いたれどもしかたなく『兄イロセを愛し』と答えたまえり()」

「沙本毘古は謀りて曰く汝と吾でこの天の下治めようとぞ
(1 八塩折紐小刀を妹イロモにと授けてこれで夫を刺せと:
,2 天皇はあるとき后の膝枕寝ていたときに刺されんとする:
,3 小刀で三度刺さんとしたけれど哀しく思い涙を落とす:
,4 天皇は驚き起きて沙本毘売に尋ねて言うに夢の話を:
 ・沙本[佐保]の方から暴雨が降って私の顔を濡らした
 ・錦色の蛇がわたしの首にまとわりついた
,5 こんな夢みたがこれは何をさす:
,6 嘘ついてごまかすことはできないと本当のこと話してしまう:
,7 刺さんとしあなたに叛く謀ハカリゴトあなたは不安で夢を見られし:)」

「天皇は欺かれたと軍興し沙本毘古の王撃ちにいきたり()」

「沙本毘古は稲城を作り待ち構えいよいよ戦始まらんとす()」

「沙本毘売は兄を思いて後しろから逃げでて稲城に入りたまう()」