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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

若倭根子日子大毘毘の命(9 開化天皇)

2014年05月11日 |  / 古事記・古代史

2014/05/11

「天皇は春日の伊耶イザ河の宮にましまして天の下を治めたまいき()」

「天皇は妻四人いて子は五人男四人に女は一人
(1 竹野比売[旦波ナニワの大県主で由碁理の女]に娶ミアひ:比古由牟須美の命を生んだ
,2 庶母ミママハハ伊迦賀色許売シコメの命に娶ミアひ:御真木入日子印恵の命+御真津比売の命を生んだ
,3 意祁都比売の命[丸邇ワニの臣の祖、日子国意祁都の命の妹]に娶ミアひ:日子坐の王を生んだ
,4 ワシ比売[葛城の垂水の宿禰の女]に娶ミアひ:建豊波豆羅和気の王を生んだ
)」

「御真木入日子印恵の命が天の下治めたまいき()」

「その兄の比古由牟須美ヒコユムスミの命は二柱の子がありき
(1 大筒木垂根の王:
,2 讃岐垂根の王:
)」

「日子坐ヒコイマスこの王妻子多かりし十五柱もあれましき
(1 山代の荏名津比売[又の名は苅幡戸弁]に娶ミアひて:三柱を生れましき
・大俣の王
・小俣の王
・志夫美の宿禰の王
,2 沙本の大闇見戸売[春日の建国勝戸売の女]に娶ミアひて:四柱を生んだ
・沙本毘古の王
・袁耶本ヲザホの王
・沙本比売の命[又の名は佐波遅比売]=沙本毘売は後に伊久米なる天皇[垂仁]の后となれる
・室毘古の王
,3 息長の水依比売[近つ淡海の御上が祝ハフリの以伊都久モチイツク、天の御影の神の女]に娶ミアひて:五柱を生んだ
・丹波タニハの比古多多須美知能宇斯の王
・水穂の真若の王
・神大根の王[又の名は八瓜の入日子の王]
・水穂の五百依比売
・御井津比売
,4 その母の妹なりし袁祁都比売命と娶ミアひ三柱をなす:
・山代の大筒木の真若の王
・比子意須の王
・入理泥の王
)」

「大俣の王は二人の子をなして各々地方で活躍をする
(1 曙立の王:伊勢の品遅部+伊勢の佐那の造の祖
,2 菟上の王:比売陀の君の祖
)」

「小俣とか志夫美の王も詳細はわからないけど始祖とはなれり
(1 小俣の王:当麻タギマの勾マガリの君が祖
,2 志夫美の宿禰の王:佐佐の君の祖
)」

「沙本毘古の王:日下部の連+甲斐の国造の祖()」

「袁耶本の王:葛野の別+近つ淡海の蚊野の別の祖()」

「室毘古の王:若狭の耳の別の祖()」

「美知能宇斯は摩須の郎女[丹波の河上]と娶ミアひして四人の子供を生れましき
(1 比婆須比売の命:
,2 真砥野比売の命:
,3 弟比売の命:
,4 朝廷別ミカドワケの王:三川の穂の別の祖
)」

「美知能宇斯かれの弟水穂なる真若の王は安の直[近つ淡海の野洲の地の]の祖でありし()」

「美知能宇斯かれの弟神大根は次の国での始祖となりたり
(1 三野の国の造
,2 本巣の国の造
,3 長幡部の連
)」

「山代の大筒木真若の王は阿治佐波毘売[同母弟伊里泥の王の女で丹波の]に娶ミアひして産みませる子は迦邇米雷の王()」

「この迦邇米雷の王が高材タカキ比売[]に娶ミアひて産みませる子は
(0 息長の宿禰の王:この王が葛城の高額比売に娶ミアひて産みませる子は
,1 息長帯比売の命:
,2 虚空津比売の命:
,3 息長日子の王:この王は吉備の品遅の君、針間の阿宗の君の祖でありき
)
(0 息長の宿禰の王:この王が河俣の稲依毘売に娶ミアひて産みませる子は
,1 大多牟坂の王:多遅摩の国の造の祖である
)」

「ワシ比売が生める建豊波豆羅和気の王は次の祖となりき
(1 道守の臣:
,2 忍海部の造:
,3 御名部の造:
,4 稲羽の忍海部:
,5 丹波の竹野の別:
,6 依網の阿毘古:
等が祖)」

「天皇は63歳で亡くなって御陵は伊耶河の坂の上にあり()」