11/30
「み空行く雲も使と人は言へど家苞イヘヅト遣らむたづき知らずも(#20.4410)」
「空の雲が 使いと人は 言えるけど 土産を託す 手段わからず()」
「家苞に貝そ拾ヒリへる浜波はいやしくしくに高く寄すれど(#20.4411)」
「土産にと貝を拾ろえる浜の波いや益々と高く寄せるが()」
「島陰に我が船泊てて告げやらむ使を無みや恋ひつつ行かむ(#20.4412)」
「島陰にわが船泊めて告げてやる使いせずとは恋い続けるか()」
「この長歌反歌が四つもついており少し多いもいかなることか(二月の二十三日、兵部少輔大伴宿禰家持)」
11/30
「アルバイト三日目なれどようように体もなれてペースもできる()」
「帰宅時は少し体がいたいけど歌詠むために寄り道をせん()」
「六時では時間が少しあわただし五時に起きよう目覚ましをかけ()」
「五時に起き新聞読んで馬券買い番組予約して家を出る()」
「電車乗る時間はほんの十分で雨ふらなけりゃ易き通勤()」
「望むのか望まないのかわからずも惰性で少し続けんとする()」