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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#20.4367-20.4370

2013年11月12日 |  / 万葉集

11/12

「吾が面モテの忘れもしだは筑波嶺ツクハネを振り放け見つつ妹は偲シヌはね(5/10 #20.4367 右の一首は、茨城郡、占部ウラベ小龍ヲタツ)」
「わが顔を忘れた時は筑波山を仰いであなたわたしを偲んで()」

「久慈川は幸サケくあり待て潮船に真楫しじ貫ヌき我ワは還り来む(6/10 #20.4368 右の一首は、久慈郡、丸子部マロコベノ佐壯スケヲ)」
「久慈川は変わらず待てよ潮船に楫を船縁におれば還るぞ()」

「筑波嶺の早百合サユルの花の夜床ユトコにも愛カナしけ妹そ昼も愛しけ(7/10 #20.4369)」
「筑波嶺の早百合の花のベッドでも可愛い妻は昼も可愛い()」

「霰降り鹿島の神を祈りつつ皇御軍スメラミイクサに我は来にしを(8/10 #20.4370)」
「霰降る鹿島の神に祈願して天皇軍スメラミイクサに参加してきた()」

「久慈郡の南西部にある那珂郡は鹿島神宮近きところか(右の二首は、那賀郡ナカノコホリの上丁、大舎人部千文チフミ」