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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#20-4371

2013年11月13日 |  / 万葉集

11/13

「橘の下吹く風のかぐはしき筑波ツクハの山を恋ひずあらめかも(9/10 #20.4371 右の一首は、助丁スケノヨホロ、占部廣方)」
「橘の下吹く風はかぐはしい筑波の山を恋いしいことよ()」

「足柄の山越え坂を顧みず吾は越え行く防人として(足柄アシガラの御坂た廻り顧みず吾アレは越クえ行く)」
「勇敢な男も憚る不破の関馬の蹄を筑紫に向けて(荒し男ヲも立しや憚る不破の関越クえて我ワは行く馬ムマの爪筑紫の崎に留チまり居て)」
「筑紫ではわたしは慎み幸を呼び晴れて田舎に還りくるまで(筑紫の崎に留チまり居て吾は斎イハはむ諸々は幸サケくと申す還り来まてに)」


「足柄アシガラの 御坂た廻り 顧みず 吾アレは越クえ行く 荒し男ヲも 立しや憚る 不破の関 越クえて我ワは行く 馬ムマの爪 筑紫の崎に 留チまり居て 吾は斎イハはむ 諸々は 幸サケくと申す 還り来まてに(10/10 #20.4372 右の一首は、倭文部シツリベノ可良麿カラマロ)」


「常陸なる防人使が歌奉る十七のうち七は除くと(二月の十四日、常陸の国の部領防人使、大目正七位上息長オキナガノ真人マヒト國島クニシマが進れる歌の数十七首。但し拙劣ツタナき歌七首は、取載アげず。)」