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「群玉ムラタマの枢クルに釘刺し堅めとし妹が心は危アヨくなめかも(下総の国 7/11 #20.4390 右の一首は、サ島郡、刑部オサカベノ志加麿シカマロ)」
「群玉ムラタマの枢に釘刺し堅めたが妻の心は揺れ動くかな()」
「国々の社ヤシロの神に幣ヌサ奉マツり贖アガ乞ひすなむ妹が愛カナしさ(下総の国 8/11 #20.4391 右の一首は、結城郡、忍海部オシヌミベノ五百麿イホマロ)」
「国々の神社の神に幣ヌサ奉マツり祈り乞いたる妻いとおしい()」
「天地のいづれの神を祈らばか愛ウツクし母にまた言問はむ(下総の国 9/11 #20.4392 右の一首は、埴生郡ハニフノコホリ、大伴部麻與佐マヨサ)」
「天地のいづれの神に祈ったらいとおしい母にまた声かけられる()」
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「元気者父の兄嫁久仁さんが92才で旅路に出たり(心筋梗塞)」
「耳遠く声大きいが元気にて邪心なき人あの叔母さんは()」
「大正の半ばに生まれた叔母さんは小さき頃はお嬢さんだったと()」
「とりあえずお疲れさんと声かけよう長くひとりで頑張りました()」
「子は三人ミタリいれど独居で逝く朝も子等が様子見弁当運ぶ()」
「弁当を運びしときは息がなく朝六時頃に亡くなったらし()」
「生蓮寺住職他県に行脚して不在で葬儀もゆっくりとなる(18日になくなったが葬儀は21日となる。火葬場も混んでいるとか。)」