そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

『クレヨンの花束』川上弘美

2012年07月19日 | 日めくり帖

7/19
「尚くん『はい』と差し出しくれるらし紙に茶色で何か描かれる()」
「絵を眺め何かわからず思いつくあれやこれやを言えど当たらず(うしを描いたらしい)」
「お留守番尚くんだが姉と義兄離婚協議の旅に出でたり()」
「知り合って恋人になるきっかけもすべては運と姉は言いたり()」
「恋人のいる先輩が好きになる体のどこかで血が流れ出す()」
「花束の絵を額にいれ吊るしたり胸キュンしたらその絵眺める()」
「そこに居ぬ尚くんへと話しかけあとに残るは甘い息の香()」

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万葉集#12.3093-12.3095

2012年07月19日 |  / 万葉集

7/19
「小竹シヌの上ヘに来居て鳴く鳥目を安み人妻ゆゑに吾アレ恋ひにけり(#12.3093)」
「竹の上に着て鳴く鳥は気にせずも人妻だから恋してしまう()」

「物思モふとい寝ず起きたる朝明アサケには侘びて鳴くなり鶏ニワトリさへ(#12.3094)」
「物思い寝られず起きる朝明には詫びて鳴きます鶏でさえ()」

「朝烏早くな鳴きそ我が背子が朝明の姿見れば悲しも(#12.3095)」
「朝カラス早くは鳴くなわが彼氏朝明の姿を見るのが悲し()」

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