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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集<施頭歌3>#7.1284-7.1289

2010年05月28日 |  / 万葉集
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「梯立の 倉梯川の 川の静菅シヅスゲ 吾が刈りて 笠にも編まず 川の静菅(#7.1284)」
「梯立の 倉梯川の 菅スゲ草よ わたしが刈って 笠にも編まず()」

「春日ハルヒすら 田に立ち疲る 君は悲しも 若草の 妻なき君が 田に立ち疲る(#7.1285)」
「春の日も 田に立ち疲る 君悲し 妻なき君は 田に立ち疲る()」

「山背ヤマシロの久世の社ヤシロの草な手折りそ己シが時と立ち栄ゆとも草な手折りそ(#7.1286)」
「山城の 久世の神社の 草抜くな 己オノが栄華の時にも抜くな()」

「青みづら依網ヨサミの原に人も逢はぬかも石イハ走る淡海県アフミアガタ物語せむ(#7.1287)」
「緑なす依網ヨサミで人に逢はぬかも淡海の国の物語せむ()」

「水門ミナトの葦の末葉ウラハを誰か手折りし我が背子が袖振る見むと吾ぞ手折りし(#7.1288)」
「水門ミナトなる葦の末葉ウラハを誰が折る 夫に袖振るために折りたり(#7.()」


「垣越ゆる犬呼び越せて鳥猟トガリする君青山の茂き山辺馬休め君(#7.1289)」
「垣越しに 犬呼び狩りを する君よ 茂き山辺は 馬やすめ君()」