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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

能百番〔023 通小町〕

2007年12月18日 |  / まんが能百番
12/18
「この能は小野小町と深草の少将がなす愛憎劇だ()」
「世に聞こゆ美人の小町にいいよりし少将に課すお百度通い
(裸足でお百度を踏み気持ちを表してと)」
「八瀬の僧修行をすれば尋ね来る姥がいるなり市原野に住む()」
「市原野いきて供養をしたならば小町あらわれ受戒を願う()」
「追うようにあらわれ出でる少将がねばねばのまま地獄で共に()」
「旅の僧二人に受戒勧めては百夜通いの話を所望()」
「満願の日を前にしてたおるたる無念の気持ち成仏できずと()」
「一念の悟りによりて少将も小町もとも成仏したり()」

藤袴〔4〕

2007年12月18日 |  / 源氏物語
12/18
「いもせ山ふかき道をば尋ねずてをだえの橋にふみまどひける(#31)」
「兄妹とわかって道を誤らぬいや誤るか迷っています()」
「まどひける道をば知らで妹兄山たどたどしくぞ誰もふみ見し(#32)」
「道ならぬ思いに迷うこと知らず不思議な気持ちで恋文を読む()」
「数ならばいとひもせまし長月にいのちをかくるほどぞはかなき(#33)」
「候補者に入っているならいざしらず定めなき身ははかないものだ
(九月は忌み月で不動)」
「朝日さす光を見ても玉笹の葉分の霜を消たずもあらなん(#34)」
「宮仕えしてもされても葉分けの玉笹を霜があること忘れたまうな()」
「玉笹の葉分における白露のいま幾世へん我ならなくに(古今六帖)」
「忘れなんと思ふもものの悲しきをいかさまにしていかさまにせん(#35)」
「忘れるは悲しさつのりできませぬせねばならぬと悩んでいます()」
「忘るれどかく忘れられずいかさまにしていかさまにせん(清慎公集)」
「心もて日かげにむかふ葵だに朝おく霜をおのれやは消つ(#36)」
「陽に向かう向日葵でさえ露消さぬしぶしぶの身はそんなのしない()」