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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

百人一首#75 藤原基俊

2007年03月19日 |  / 百人一首

2007/03/19

「契りおきしさせもが露を命にてあはれ今年の秋も去ぬめり(藤原基俊)」

「約束を頼りに今まで生きたのにああそこに冬はまた来る()」

「基俊は家柄よくも昇進はあまり上がらず左衛門佐(道長の曾孫、従五位上)」

「基俊は俊成に歌教えたり俊頼と並ぶ歌の大御所()」


2014/11/10

「契りおきしさせもが露を命にて あはれ今年の秋もいぬめり(#075 藤原基俊)」 

「【訳】約束をしてくださった、させも草の露のような言葉を頼り生きてのに、ああ、あはれ今年の秋も過ぎ去っていくようです()」 



087  「村雨の露もまだ干ぬまきの葉に 霧立ちのぼる秋の夕暮     (#087 寂蓮法師)」

 |   「かくとだにえやは伊吹のさしも草 さしも知らじな燃ゆる思ひを (#051 藤原実方朝臣)」 
 ◎ 
 | 
051


「須磨浦で逢ひし彼女の文待てど あはれ今年の秋もいぬめり(付句遊戯-#075)」 


「基俊はかの道長のひ孫とかしかし出世はしなかったとさ()」


「かるた歌恋の歌ではないらしい息子の職を頼む歌らし(光覚という興福寺の僧侶)」

「維摩会が毎年秋に行われその講師にと息子したけり
(後には宮中の『最勝会』の講師を狙っていた。藤原忠通#76に頼んだがなしのつぶて



【参考】
「黍畑を吹く風の音も命にて あはれ今年の秋もいぬめり(安野光雅 #075)」