2015年 1月 24日
外は薄氷が張り日中外気温度がやっとなんとか0℃から頭を出したそんな宵にはどうしても伝統的なオランダ料理のスタムポットにしようという気になる。 その理由はいくつかあるけれど野菜が旬であり作るのが簡単、どっしり腹に来て冬の体力となる、ということが大きな理由になるだろう。 スタムポットというのには二つあってアンダィヴィ・スタムポットと今日作ったブールコール・スタムポットなのだが寒い北ヨーロッパの凍てつく冬にも畑に見られる数少ない野菜のひとつがブール・コールなのだ。 ブール(Boer)というのは百姓のことで世界史では嘗てオランダの植民地からアパルトハイトというオランダ語を歴史に残すオランダ系白人がこれもイギリスの植民地化の過程で起こした南アフリカ・ブール戦争のこのブール(Boer)であり、だからあれは百姓戦争だったのだ。 コール(Kool)はキャベツでありブール・コールは日本ではケールとして青汁の元として消費されていると聞く。
ウィキペディア; ケールの項;
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%AB
オランダに住み着いてから寒い季節には何度もこれを作っていてここにも下のように詳しく記している。
http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/61306056.html
この日の肉のバリエーションはミートボールと同じく伝統的な燻製のソーセージである。 こちらの方がミートボールを作らなくともよい分簡単で材料が茹で上がったら出来上がりだ。