ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

ポカラ

2024-01-18 21:04:29 | 日記
 今朝、ネパールに旅行中の叔母からラインで写真が届いた。

 「ネパール ポカラにいます。ホテルから見えるアンナプルナ連峰マチャプチャレのモルゲンレーテ。息をのむほど美しい」

 どこ? って思うような聞いたことのない山だけど、朝日を浴びた連峰が美しい。

 チェコのオストラヴァ、ドルニーヴィートコヴィツェにいます、くらいの知られていない感。

 いいな。

 叔母は母のいちばん下の妹で私とは15歳離れ。

 15年後、私も旅をしているだろうか。

 きょうの写真は去年の奥能登国際芸術祭で訪れた展示のひとつ。「記憶への回廊」。

 珠洲市三崎町の旧小浜保育所。読売新聞の今日の朝刊に「ブロック状の塩を積み上げた山本基さんのインスタレーション「記憶への回廊」も崩れ落ちた」と写真入りで載っていた。建物そのものは崩れていないようだけど、作品のダメージは大きい。

 芸術祭後も恒久展示作品として23点が展示されてきたけれど、展示を継続できる作品はほとんどないかもしれないとも書かれていた。運営してきた人、作品を創った人、訪れた人、それぞれいろんな思いでいまの奥能登を思っているだろう。

 もしまた奥能登で芸術祭が開催されたら必ず行く。



 
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一点のくもりもない

2024-01-16 23:32:58 | 日記
 職場ではそろそろ来期の予算とか内訳とか人事とか、いろいろ話が沸き起こる時期になってきた。

 まぁ、私は1年契約の委託の仕事だから、予算がつけば継続だろうし、なくなればないし。

 職員のひとたちは会議や新規採用の面談などでかなり時間がとられている。

 きのうはたまたまうちの島に私と、11月から派遣できているスタッフのMさんとふたりになったので、来期の話をした。

 私「Mさん、来期、継続依頼があったら受ける?」
 Mさん「つぎの1年は受けるつもりです。ちづるさんは?」
 私「依頼があれば受けるつもりだけど」
 Mさん「絶対受けてくださいね! ひとりは不安すぎます」
 私「あはは、そりゃあここからひとりってキツイよねぇ」

 そして、しばらく間をおいて、

 Mさん「私、いまの仕事とか職場とか、一点のくもりもないんです」
 
 と、きっぱりと言われてちょっとびっくりした。すごいな。

 私「そう? 私はもう長いし、ここの職場は居心地がいいと思ってるけど」
 Mさん「人間関係も場所も私もすごくいいと思って。気に入っています」

 人間関係がいいってまぁ、私には悪いとは面とむかって言えないだろうけど、気に入ってもらっていてよかった。

 それにしても、一点のくもりもないって、そんなふうに言えていいな。

 見習いたい。どちらかといえば私もプラス思考だけれど。私以上にポジティブだ。これまであんまりであったことがないくらい。

 そんなふうなスタッフとなら来年もうまくやれそう。

 いつまで働くのかわからないけれど、いろんな人に会えるというのは面白い仕事だと思っている。今期もあとセミナー立会いはふたつ。寒いけどがんばろう。

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窓と恋

2024-01-15 23:07:11 | 日記
 目が見えづらくなるとおもしろいものがみえてくる

 たとえば、窓と恋を読み違える

  わたしは恋の内側からあなたを見ている
  あなたは恋を見上げて恋の内側にいるわたしに手をふる

  夕暮れになると美しいオレンジ色の光が恋から入ってくる

  雨の日は恋に雨粒がついてやがてすうっと流れ落ちる

  あるとき思いがけずボールが飛んできて恋が割れる。
  割れた恋を拾おうとして手を切ってしまう

  わたしはきょうも恋を閉じて恋のなかで眠る
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第194回神楽岡歌会

2024-01-14 22:33:25 | 日記
 金曜日は仕事のあと、神楽岡歌会だった。

 参加者は十五名。このくらいがちょうどいい気がする。しばらくお休みしていたので、ふじたさん、お久しぶりとか、お元気そうでよかった、とか声をかけてもらって、暖かい気持ちでスタート。

 私が出した歌は

 ・あなたには古墳のようにいてほしいここからは木も見えないけれど  藤田千鶴

 8票。だいたいは上句の「古墳」という比喩で得票したもよう。いただいたコメントのなかには、
「不在の人への思い、祈りが感じられる」「真心からきた言葉だと思った」というのがあって、毎回手厳しい批評をいただいていたので嬉しかった。

 今回は北陸の地震の歌が5首あって、私も4首選のうち3首が震災の歌を選んだ。みなさん巧いなぁと思う。

 一般的に歌会は司会者を含めてベテランのひとがその場のバランスを取るように行く。批判的な評がでたら、好意的なことも別の人が言うとか。でも神楽岡はそういうのはない。他の人の意見に惑わされない。

 「ここが嫌なんですよ」

 ほう、そうなのか、と思いつつ聞く。

 「いや、そこより、この部分のほうがだめでしょう」

 たぶん、みなさんは他の歌会に行ったらそんなことは言わないと思うけれど、ここなら思い切り言っても許されるという「安堵感」があるのだろう。私も結構いろいろ発言した。

 神楽岡歌会は今年200回を迎える。参加者がそれぞれ大事にしてきた場だからこれだけ続いているのだろうと思う。

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母の面会

2024-01-13 22:49:21 | 日記
 きょうは私の実家へ行き、庭の枯葉の掃除をした。

 前回の2袋分を車に積み、あらたに3袋分をガレージのゴミ箱に入れておいた。

 そのあと、途中のKINOKOKOCHIでランチを食べ、ドラッグストアへ寄って、母の施設に向かう。

 母は少し歩きにくそうにゆるゆる歩いていたけれど、元気そうだった。施設のロビーには母の写真が3枚飾られていた。結構、他のひとにくらべて多め。

 そのうちの一枚が今年のお正月に撮影したものらしく、獅子舞のお獅子さんに頭を噛んでもらっている写真で、小さな母の頭が正面からすっぽりお獅子の口に入っていておもしろかった。

 年末に買っておいた水色のカーディガンをプレゼントすると、「あら、この色、男でも女でもいけそうね」と言っていたけれど、ピンク系のほうがよかったのかなと思う。

 家から持って行った柚子ジャムと実家で沸かしたお湯で、ゆず茶を作って一緒に飲んだり、母の好きな葉っぱのチョコレートを食べた。

 母のために買っていったのに、私や夫に「食べて」といって分けてくれた。ひとつずつもらって食べたら、「どうぞ」といってまたくれようとしたので、「あとでお部屋でお母さんが食べて」と、袋にしまった。

 自宅にいたときはお菓子を見つけたら、ひとりで食べていたのに、ここでは満たされているのかな、そうだったらいいなと思った。

 また来月会おうね。お母さん。

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