ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

セキレイ

2018-01-19 22:40:48 | 日記

 きょう、ガレージに車をとめて、家に入ろうとしたら。

 

 前の道路をとことこ歩いているものが。

 

 ようく見るとセキレイでした。 あの足の動きがかわいい。

 

 とことこ ちょっととまって また とことこ

 

 おうい、はやく渡らないと車くるよう

 

 心配で左から車こないか、左をむいて、道路に視線を戻したら。 

 

 あれ、もういない。

 

 ちょっと目をはなしたらもういなくなる。

 

 そういうところが、セキレイを愛する理由。

 

 トレリスのハゴロモジャスミンに枯れた葉っぱがありました。 植物が枯れたり、鉢がからからになっていると、暮らしがいい加減になっている気がして、どんよりします。

 

 きょうは疲れていて植物の世話はできなかったけれど、あしたはきれいにしてあげよう。

 

 

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朝読書で歌集を読む

2018-01-18 00:36:28 | 日記

 いまの職場に勤めるようになってから、35分まえに会社へ行って、掃除やらお湯の準備をしていたのですが、今年に入ってから5分前にいけばよくなりました。

 

 それでも、駅まで車で送ってもらっているので、電車を変更するわけにいきません。それで、京都駅の待ち合わせソファ(と、勝手に呼んでいる)で30分読書してから出勤しています。

 

 それが、とてもよいのです。

 

 電車のなかで読むと文字が揺れて目が悪くなりそうだし、気分も悪くなってきたりします。

 

 ちゃんとソファに座って読むと、じっくり落ち着いて読むことができるのです。この朝読書は歌集限定です。文字が小さいのは眼鏡をださないといけないし、眼鏡をかけるためには耳当てを外し、マスクを外し(マスクして眼鏡すると曇ってくるので)と結構面倒で。

 

 この朝読書、2日で1冊のペースで読めるので、読めずに溜っていた歌集が減ってきました。読んでいるうちにまた次のを頂いたりして、いまはあと6冊の状態です。電車の中で読むと、どうしても途切れ途切れになりがち。眠ってしまったり。でも、朝だから頭もすっきりしているし、まとめて読むので集中できるのです。

 

 きょうは義父の病院のつきそいでお休みだったので、あしたはきのうの続きを読みます。

 

 

 

 

 

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『塩狩峠』と『ごろはちだいみょうじん』

2018-01-14 19:27:30 | 日記

 きのう、ここに『塩狩峠』と『ごろはちだいみょうじん』についてちらっと書いたのでしたが。

 

 調べてみたら、

  『塩狩峠』作:三浦綾子 初版発行1968年

  『ごろはちだいみょうじん』作:中川正文 初版発行1969年

 

 でした。 初版発行が1年違いなのですね。 私が幼稚園のころに読んだ『ごろはちだいみょうじん』。発行されてすぐに買ってもらったのかもしれません。

 

 たぶん、伯母が買ってくれたのだと思いますが、当時の大人はその共通性に気が付いていたのでしょうか。

 

 書く立場からしたら、そんなに間をあけずに「童話」にするって、遠慮するというか、二番煎じと思われたら嫌だとか考えると思うのですけど。

 

 もっとこの2作が離れた時期に発表されたものなら偶然と言えるけれど、1年違いで、しかも『塩狩峠』は連載されたのちに本にされているし、当時の人ならこの事故を知っていただろうし。

 

 ひょんなことから、もうずっと忘れていた『ごろはちだいみょうじん』を思い出して、作者の中川さんの心情を考えるに至っている。なんだかおもしろいなぁと思います。

 

 

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第144回神楽岡歌会

2018-01-13 23:44:00 | 日記

 きのうは神楽岡歌会でした。

 

 今年に入って初めての歌会。初めて歌人に会った日でした。

 12月を欠席していたので、なんだか懐かしい感じがしました。参加者は16名、17首。

 

 ・病院の帰りのバスを待つ人の背中に触れるうすむらさきは

 

 私の歌には2票。結句でうきあがる感じが気持ちがいい、最後の「は」は含みをもたせようとしている、うすむらさきが「夕暮れ」「薄暮」ならば、よく詠われてきた情景である。などのコメントをいただきました。なるほど。これは連作のうちの1首でしたが、「うすむらさき」は確かに薄暮ともとれるな。

 

 ひとつひとつの歌のちいさなひっかかりや、違和感などに触れられていって、やっぱり歌会は楽しいなぁと思いました。 きのうは特に笑う場面が多かったです。評判の良かった歌にあえて私が感じ取ったことを言葉にしたとき、次の人が同じように感じていたというコメントをされた場面が何度かあって、ああ、言葉にしてよかったなぁと思いました。

 

 ほかの印象的なコメント。いい感じの情報量、屈託を消している、機知がめだつ、文体のうねりが対象と合っている、山茶花から逆算した風、垣根の面を押している風、風呂敷をひろげすぎて回収できない、萠えポイント、発見で歌を作ることが不謹慎に思う、作ってもいいとは思うけれど採りたくない、など。

 

 二次会は寺子屋で10名ほど。なぜか「塩狩峠」の話になり、結構みんな読んだことがある小説らしく、「車掌が暴走する列車を身を挺して止めた」という話だということを知って、ふうむ、それは「ごろはちだいみょうじん」のような話ですねと言ったら、誰も知らなくて。「そっちは汽車を止めるのがタヌキですけど」というと、

 

 「タヌキ? なんでタヌキが汽車を止めるの?」「タヌキは一匹なの? きゅうに大きくなって止めたの?」などという質問が飛び交い、「いや、童話ですから、ふつうのタヌキが止めたんですよ、なんで止めたかは子供のころに読んだから忘れましたけど」というあやふやな答えをしたのでした。あとで調べたら、初めて汽車がやってきたときに村人がタヌキのごろはちのいたずらだと思って線路にわあわあとびでていったので、村人を守ろうとごろはちが命を犠牲にして飛び出していって止めた、という話でした。

 

 同じじゃん。 

 

 童話に対してのリアルな反応がおもしろかったのと、読書体験がわたしだけずれていることを感じた夜でした。

 

 

 

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導き

2018-01-10 22:13:30 | 日記

 人生にはどうしても抗えないことがあるものだなぁと思うこのごろ。

 

 こちらがとても思いつかないような戦法でせめてこられて、こちらもがんばっていろいろ調べたり人に訊いたりしてようやくよし!と思って出した答えに対して、またするすると鎖の壁が降りてくる。12月末からつぎつぎに降って来るものをかわしながら、えいっと出した槍を簡単にポキンと折られる、そんな感じ。

 

 玄関に掛けた「広場」に向かって、「なんでこういうことになってるんでしょうか」とつぶやく日々が続いていたのですが。

 

 きょうは介護申請のために義父母といっしょに市役所へいきました。義母が外へ出るのはこのあいだの親戚のお葬式以来。ひさしぶりです。

 

 3人でキリン堂へ行って日用品を買い、川柳の会の新年会のお店へ義父を送っていって、義母とふたりで午後を過ごしました。たまには義父もひとりの自由時間が必要です。

外食は嫌だから、コンビニで何か買って帰ろうという義母を説得して、宇治植物園に隣接するレストランへ行きました。

 

 食欲がないというので、ひとりぶんのランチとミルクティをふたつ頼み、はんぶんずつ食べました。ちいさなドルチェもついてきて、それもふたりでわけました。そのあと、私の好きな雑貨屋さんで、ネパール製の温かなストールとマフラーがセールになっていたので、義母にストールを、私にマフラーを買いました。ちょうど義母は誕生日が近かったので、気に入ったものがあげられてよかったです。

 

 けっこうのんびりそこで過ごしていたら、雨が降ってきたので、洗濯ものをとりこみに家へ帰りました。 義母とふたりでココアを飲んで、いろんな話をしました。義母の子供のころの辛かった話を初めてききました。 そして夕方に義父母宅へ送っていって、義父を待ち、つぎの病院の日の時間を確認して帰りました。

 

 そして、自宅へ戻って玄関の「広場」に「ただいま」といったとき、ああ、これは、導きなのかもしれない、ということに気がつきました。

 

 戦おうとしていたけれど、戦うべきものではなく、進むべき道が別の方向に展けているのではないかと。

 

 そう思うと、鎖の壁は別のほうへ私を誘導するためのやさしい幕のように思え、つぎつぎに降ってきていたものは流れにのせるための柔らかな光に思えてきました。

 

 とても大切なことを忘れていました。 自分の人生、自分そのものを信じていないと、道は険しくなっていくのです。 20歳くらいのときに教えてもらったこと。そのときはあまりピンとこなかったのですが、ほんとうにそのとおりだなと人生の折り返しを過ぎて思います。

 

 わたしは わたしを信じています。

 

 

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