ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

カトリック高槻教会

2017-04-24 22:18:25 | 日記

 きょうはちいさな高槻歌会の日。季節もいいし、せっかく高槻に数年通っているのに駅前しかしらない、ということでメンバーの高槻在住の方が短いコースの吟行会を企画してくれました。

 

 ハナミズキが満開で、お天気もよくて、歩いていたら汗ばむくらいでした。

 

 高山右近ゆかりのカトリック高槻教会。あしたが大きなイベントデーらしく、準備で忙しそうだったのですが、信者の方が話しかけてきてくださって、中の見学も薦めてくださいました。

 

 葡萄と麦のステンドグラスで飾られた入口のドアをあけると、温かな黄色い光に包まれた広い空間。ドームには花型のステンドグラスが嵌った窓が6つありました。マーガレットを思わせるような中心が黄色で花びらが白。外から入って来る光が黄色がかっているようでした。

 

 ステンドグラスというと、紫とかブルーとかエメラルドグリーンとか、さまざまな色を思うのですが、黄色と白っていうのは珍しいなと思いました。

 

 高いドームの真下に立つと、子宮の中にいるような安心感がありました。壁には大きな高山右近の絵がかかっていて、しばらくじっと眺めていました。

 

 すてきだったなぁ。

 

 教会のあとは、高槻城址公園へ。広くて池には亀が甲羅を干していたり、置物のようなアオサギがいたり。ただ、鴨や鳩がいて、いつものごとく、そばにいたNさんにぴったりくっついて怯えていました。怖いよーー。ツツジの蕾も実は苦手なのですが、視界に入らないように鍔の広い帽子を深くかぶっていました。この時期はいろいろ防御しながら歩きます。心臓がどきどきするし、息の仕方を忘れそうになるし。だけど、きれいな新緑やハナミズキの花を眺めて気持ちを整えていました。

 

 そのあとはいつものイタリアンレストランへ移動して、私はピザを注文しました。吟行は初めて、という人もいましたが、みんなの歌がよくて、こういう作り方って楽しいねぇなどといいながら、歌会。6首もできた人がいて、連作にすると言っていました。いいなぁ。

 

 またしばらくのちに2回目の吟行会をするそうです。楽しみ。

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白い花かと思ったら光でした

2017-04-23 16:20:51 | 日記

 最近、お休みの日でも6時半に目が覚めてしまいます。春のせいでしょうか。はやく水ちょうだいよーという植物の声がきこえるせいでしょうか。

 

 こんなところに白い花が、と思ってよく見たら太陽の光でした。なんだかありがたい気持ちになります。

 

 せっせとたまっていた家事をやって、その合間にきのう買ってきたアイビーゼラニウムを植えたり、草をひいたり、鉢を整理したり移動したり。枯れた蔓を切ったり。忙しいけれど、植物のことをしているときは時間を忘れてしまいます。

 

 外にいると、通りかかった人に「チューリップきれいに咲きましたね」とか「これはなんの芽?」とか声をかけられます。

 

 今年度の自治会費を集金に来た人に、「綿ですよ」といったら、「珍しいですねぇ」「よかったら種あげましょうか。たくさんあるので」「わぁ、いいの?」という感じで種をお分けしました。花の好きな人にもらわれていって、嬉しいです。

 

 ガレージの奥のあまり日の当たらない場所に放置していた鉢から、すずらんの透き通るような黄緑色の葉がでていて、その陰にかわいい蕾がついていました。ああ、すずらんのぼうやだ。かわいいなぁ。なんにも世話をしないのに、ちゃんと光に誘われてでてくるんだね。えらいなぁ。

 

 環境を変えるとよくないので、また日陰の目立たないところへ鉢を戻しました。たまにはほめてあげないとね。

 

 

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第135回神楽岡歌会

2017-04-22 18:25:39 | 日記

 木曜日は会社の歓送迎会。すてきなレストラン。ちょっとグラスの数が多かった気もしますが。席が移動しにくいスタイルだったので、辞めてしまう人にお礼がきちんと言えなかったのが少し残念でした。

 

 きのうは会社の帰りの神楽岡歌会。

 

 厳しいコメント炸裂でおもしろかったです。きびしい評をきくほどなんだか口元が緩んでくるのはどういう回路になっているんでしょう。わたし。

 

 私の歌には1票。だけど、大好きな人だったので5票はいったときのように嬉しくて心がほどけます。あとでやってきた人の票が加わり、2票となりました。

 

 印象的なコメント。

 

 上句を生かし切れていない。玉を置いた感じ。回収されずに拡散している。あざとい。みせけち。和語が束縛になってしまっている。剛腕。基本パターン。上になにをもってきてもOK(否定的に)。いらん。連動がない。ダミエのよう。様式性。古典歌謡調。二兎を追っている。句跨りがしたかっただけ。昭和ふう。戸惑いました。 など。

 

 二次会は寺子屋。私は奈良方面に帰っていくみつまさんといっしょにいつも先に失礼するのですが、小走りで駅に向かいながら、

 

 私「あ、ここって丸太町通り??」

 み「そうですよ」

 私「さっき、そこのバス停で降りて京文センターに私行ったのよ、そっか、同じ通りだったんだ。ということは「寺子屋」も丸太町通りに面してるってこと??」

 み「なにいってんですか。何回きてるんですか。もう100回くらいきてませんか」

 私「そんなに来てないと思うけど、けっこう来てるよね」

 み「歌会が終わったら、いつも裏の非常口みたいなとこにでて、寺子屋にいくでしょう」

 私「そうなのよ、あれ、どうなってるのかまったく方向がわからない」

 み「それは僕も謎です」

 私「だからいままで気づかなかったんだ」

 み「・・・・(ぼくは丸太町どおりってことはわかってたけど)」

 

 寺子屋に自分でいけることがわかった日でした。

 

 

 

 

 

 

 

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女性専用車両

2017-04-19 22:12:20 | 日記

 私が毎朝京都駅から乗る電車の5両目は女性専用車両です。

 

 4月は新人さんが多くて、まだ通勤や通学になれていないのが見ていてもよくわかります。

 

 きのうは私の前に男女の若い新人さん(ぎこちない新しいスーツ)がおしゃべりしながら電車を待っていました。ああ、ここは女性専用車両のレーンなんだけどなぁ、と思いつつ、言った方がいいかどうか迷いました。

 

 乗ってから恥をかくのもかわいそうだし、小さい声で男性に聞こえるように「あの、ここは女性専用車両ですよ」と教えてあげました。すると、

 

 「あ! オレ、べつのとこいくわ」と、相手の女性に言い、女性も

 「じゃあ私もいっしょにいく!」といって立ち去っていきました。言ってよかったんだよね、と自問しながら、結構これって言う方も勇気がいるものだと思いました。

 

 そして、今朝のこと。またもや私の前におじさんが。手元のスマホをさわっていて周囲が見えていない感じ。周りみんな女性だらけなのに。

 

 おじさんがちょっとスマホから顔をあげたときに、「あの、ここ、女性専用車両ですよ」と小さい声で言いました。すると、

 

 「ごめんなさい。教えてくれてありがとう」 と言ってさわやかに移動していったのでした。

 

 やっぱりそこが年季の違いなんでしょう。咄嗟のときにもダンディに振る舞える。教えた人のことも気遣える。教えてよかったなと思いました。

 

 

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山道で迷う

2017-04-17 23:23:24 | 日記

 このあいだ、夕方に少し時間ができたので、ふらりと散歩にでました。

 

 徒歩5分くらいのところに水度神社があって、その裏側が鴻ノ巣山になっています。15年くらい前までは鬱蒼とした森のようだったのですが、かなり整備されて明るい散策道になりました。

 

 コバノミツバツツジがきれいに咲いていて、さくら見台からみる景観はすばらしく、少し谷になっていて、桜が咲くころはももいろの雲の上にいるようで、そのころには本とお茶をもってよく訪れていました。

 

 今回も読みかけの本とぶどうジュースを持って出かけました。まだ桜も散り切ってはいないはず。谷を舞う桜の花もきれいなんだよねぇと思い浮かべながら歩いていたのですが、1本道のはずなのにぜんぜんさくら見台に辿り着きません。

 

 あれ、道が違ったのかな。と思ってふたつに分かれている細い道のほうを進んでいくと、菖蒲のエリアにでました。そこにはカメラマンがいて、桜にとまっている鳥を撮影しているようでした。じゃましないようにそうっと通って、ずんずん進んでいるうちに、道が細く険しくなってきました。

 

 え、遭難するのかな。という不安。家からすぐの山なのに。

 

 どきどきしながら険しい道をのぼっていくと、見慣れた散策道にでたのでした。ひゃあ、びっくりした。。

 

 結局さくら見台にはたどり着くことができなくて、途中のベンチに腰掛けて本を数ページ読み、葡萄ジュースを飲んでいるうちに日が暮れて来たので山を下りたのでした。 さくら見台。あれは夢のなかの景色だったのでしょうか。

 

 

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