金曜日から帰ってきていた息子が、さきほど大阪へ帰って行って、ふぁーなんだこの疲れはという感じです。
きのうは夫の実家へみんなで行き、買い物へ行って、体調がよくないといって家に残っていた義母といろいろお話をして、夜は3人でお寿司屋さんへ行き、帰りにカラオケに寄って、新しい歌の練習をしました。4月5月は歓送迎会が目白押しなのです。
きょうは塔の割付・再校作業。真剣に歌に向き合う人に会うと、そうだそうだ歌やらなくちゃ、というモードになってきます。
庭のまだ散り残っている桜と桃の花がきれいでした。庭の隅に置かれた椅子が錆びていて、ちょっと悲しくなったのですが、凝視しないで、牡丹の植樹のようすを眺めたりしました。
16時半ごろに、急用ができて、淳さんにタクシーを呼んでもらって、タクシーがきて、挨拶もそこそこに永田家の門までの階段をかけあがっていたら、うしろから、「おーおつかれさん。ありがとう」という声がして、振り返ったら永田先生が自室の庭にむいたガラス戸をあけて立っておられました。
「はい、失礼しますー」と、つまずきそうになりながら応えて、思わず手を振りました。
いつも、作業が終わって帰るとき、そこに立って見送ってくださいます。きょうは私ひとりだったのに、わざわざ声をかけてもらって、申し訳ないような嬉しいような気持ちになりました。
たぶん、私は永田先生の「ありがとう」という言葉のおかげでここまでやってきたんだなぁとしみじみ思ったのでした。