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きのうは対面での神楽岡歌会だった。
リモートで平日にやる場合は、職場からの自宅までの移動に時間がかかり、分きざみで準備していくのでばたばたになる。選歌も歌会の前にみなさんへ詠草を送付し、選んでもらったものをまとめてからスタートするのでかなりハード。
その点、金曜日の対面の場合は、職場から会場まではバスと徒歩で30分くらいだし、18時前には会場へ着いて詠草を人数分コピーし、鍵をもらってはやめに来られたメンバーのみなさんとテーブルやいすをセットすればいいので楽だ。気持ちにも余裕が生まれて落ち着いて歌会を始められる。
きのうは届いたのが11首で、当日欠席が1名あったので参加者は10名。少な目だったので欠席の人の歌も他の歌と同様に批評をいただいた。
琵琶湖の歌(私)、ちらしずし、蛇口から出る水、集合写真、兵、ブロイラー、ミサイル と11首がそれぞれ個性的で、モチーフもさまざま。それで、歌を並べるときに、軽いものから順に並べて行った。こういうことをするのは初めてなのだけど。
並べたものを見ると、11色のいろえんぴつのように薄い色から濃い色へと並んでいる。なかなか美しい詠草集だ。好きに集まった歌を並べられるのがまとめ役の楽しみだ。忙しいときはそんな余裕がなくて届いた順に並べることもあるけれど。
重い歌も周囲が重い歌の場合、どんなふうに見えるか、明るい歌は周囲が明るい歌の場合、明度は弱くなるのか、などいろいろ考えるきっかけになった。みなさんの選も重い歌ばかり選ぶひと、軽い歌ばかり選ぶひと、あえてミックスで選ぶひと、はっきりと分かれて興味深かった。
たまにはこういう試みもいいのかも。
21時にぴったりと終わって、久しぶりに寺子屋で飲み会。私は日付が変わらないうちに帰宅しようと思うと、22時半にはお店をでないといけないのがいつも寂しい。でもやっぱりあそこのお料理はおいしかった。今年初めてタケノコを食べた。(あまりにおいしくてきょうは私もタケノコを買ってしまった。)
歌会のあとにいろいろ話すってやっぱりいいなぁと思った。
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