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いつでも君のこと好きだったよ

ブログに書くために登る 

2020-08-10 23:41:51 | 日記

 きのうは父の誕生日で実家に妹と息子と私が行ってお祝いした。妹と息子が会うのは今年初めて。

 

 息子のおびただしい鉄道写真を妹と父が興味深そうに見てくれて、息子も満足そうだった。あと、息子がもってきていた欅坂46の去年の東京ドームのDVDをみんなで観た。父が真剣に写真集と照らし合わせながら見ているのが可笑しかった。いやぁ、やっぱり何度みてもいいねぇと私も楽しむ。

 

 こんなふうにしていると、父も母も普通なのにな。前回行ったときはふたりとも寝てばかりだった。やはりみんなが集まると気分がよいのかもしれない。

 

 きょうは朝から夫がメダカを車に積んでもってきてくれた。メダカは死なせたことがあるから、と乗り気でなかった父も、ちいさなメダカを見ると「かわいいな」と気にいってくれて、すてきなプレゼントになったと思う。

 

 そして、実家をあとにして、私たち家族三人は西国三十三か所第四番札所の施福寺へ向かった。和泉市にあるので実家からは車で30分ほど。しかし、難関であると覚悟していったのだけど、これは登山じゃないの、っていうほどきつかった。駐車場に車をとめた瞬間から急傾斜の坂道が続き、そこからずっと階段の山道を登っていく。

 

 夫と息子はすぐに姿が見えなくなって、私はときどきお茶を飲んだり、汗を拭いたりしながら少しずつ登った。「二丁」という石の目印をすぎたあたりで、もう歩けなくなる。だいたいもともと体力がないのに、コロナでまったく身体を動かしていないのに、いきなりこんなハードな登山は無理だったんだ、帰りたい。「私、もうリタイアするから、私の分もご朱印もらってきてください」とラインを夫に送る。私の朱印帳は夫のリュックに入っていた。

 

 夫からは「うんうん、そうだよね」とかいうスタンプがきた。OKとか、がんばれとか、そういう返事はない。

 

 私が休んでいると、いろんなひとがお参りをすませて下りてくる。「あと少しだからがんばって」とか「ちいさい子でも登ってきたんだから大丈夫」とか、声をかけていってくれる。少しって、どのくらいだろう。体力は年齢ではないんだよなぁとか思う。ある夫婦は、奥さんのほうが犬を抱きながら下りてきて、「来るときここでおにぎり食べているひといたね」といい、夫らしいひとが「ああ、こんど俺らもおにぎりもってきたらええな」といいながら私の前を通っていった。こんど・・・・・ このふたりはまたここへくるつもりなんだ。すごいな。私はリタイヤしようかと思っているのに。

 

 夫から「ゆっくり来れば悲願達成!ブログにも載せられる」とラインがきた。それもそうね。リタイヤしたらブログに書けないなと心が動く。髭ダンの「Laughter」をかけて(イヤフォン持ってきてよかった!)、元気をだしてすこしずつ上った。

 

 登り切ったら、お寺のベンチにふたりが座って待っていた。やっときた。

 

 ご朱印をいただくとき、「ようお参り。きょうは暑いから値打ちがありますわ。扇風機の風にあたって」と優しく声をかけてもらって、泣きそうになる。やっぱりがんばって登ってきてよかった。

 

 これで、あと近畿は番外をふくめて3か所。それと三重県1か所、岐阜県3か所を残すのみとなった。

 

 きょうのところがいちばんきつかったなぁ。だけど森林浴をおもいきりしたせいか、身体が軽くなったみたい。もう少し涼しくなってから残りの7か所は行きたい。

 

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