このあいだ、某アーティストのコンサートに行ったのですが。 ひとりで行くコンサートはひさしぶり。
お昼は妹に付き合ってもらって梅田でランチを食べ、グランフロントのタルト屋さんでタルトを堪能し、少し買い物をして妹と別れ、はやめにホールへ着きました。開場30分くらい前でしたが、すでにグッズなどが買える状態になっていました。
開場時間になってパンフレットの束を受け取り、廊下を進んだら、かなり広いスペースで募金活動をやっていました。小児癌の子供たちのための募金のようでした。たくさんの人がくるからね。わたしもあとで少し募金しようかな、と思ったのは確かです。
それから、席が3階の一番後ろの席だったので、長いエスカレーターを昇っていったのですが、ずっと小児癌の募金のアナウンスが流れています。まぁ、いま来た人もいるしね。
はじまるまでは座席の明るさは本が読めるくらいだったので、もってきた本を読んでいました。そのあいだもずっと募金のアナウンスが流れます。
あのぅ、ちょっとわたし、音楽聞きに来たんですが.... 募金をしにきたわけではないのですよ、という気になってくる。コンサートっていうのははじまるまでのわくわくと、会場の雰囲気を楽しんだり、気持ちが高まっていくのを感じたり。そういう前、間、後、の時間もコンサートに含まれているものでしょう。
コンサートそのものはよかったです。とても。曲紹介などがいっさいなく、オーケストラとのコラボだったので思っていた雰囲気とは違ったけれど。曲数は多かったので堪能できました。
だけど、間の20分間にもまた募金のアナウンス。 この時点で、1円も募金などしたくない、という気持ちになる。あの連呼は逆効果なんではないだろうか。特にコンサートがメインなんだから、さりげなくそうっとお金を入れて帰りたいって思う人が多いのじゃないかなぁ。
数日後、コンサート演奏の経験のある息子に話したら、曲紹介もないぺらぺらの広告ばかりのパンフレットを見ながら、「そら、この主催のビルボードジャパンがいっぱいお金だしてるんやろ」という感想。
まあねぇ。次の芸文も行くけど。
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