ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

流れにまかせての断捨離

2024-09-28 22:09:30 | 日記
 不思議な夏が終わろうとしている。

 空き家になっていた夫の実家。義父が施設に入ってから5年、亡くなってから1年。そのうちに売るか貸すかすればいいかなと言う感じで、私や妹のお雛様や、夫のカヌー、冬用タイヤ、塔の創刊号からのバックナンバーなどなどなんでもかんでも運び込んでいた。

 それが、急に実家周辺で空き家を探しているというひとが見つかり、車の納車の日と同じ日に内覧したいという要望があって、ばたばた片付けて見てもらい、そののち3回ほど内覧や打ち合わせののち、その家族に売ることになる。

 しかも、家具もできるだけ置いて行ってほしいという好条件。

 カーテンやエアコン、扇風機、ホットカーペット、食器、姿見、和ダンス(私の!)、テレビ、金庫、座布団などなど、大半を置いたままにしてよかったのでとても助かった。実家が取り壊されたり、両親がつかっていたものがすべて捨てられると思うと心が痛むけれど、新しい家族のひとたちに家も家具も備品もつかってもらえることになって、ちょっとほっとしている。

 和ダンスとセットになっている私の整理ダンスも引き取ってもらえることになり、きょう、うちの家から運び出されていった。大きな男性に4人がかりで二階からおろしてもらう。こんなに重くて大きい箪笥で申し訳ない。

 その流れで、うちの家全体の模様替えをすることになった。

 二階の和室の多くを占めていた整理ダンスがなくなったので、一階のパソコンデスクとプリンター、プリンター台を二階に収め、息子の部屋の勉強机と、夫の部屋においてあった前に使っていたテーブル、玄関に置いていた古いベンチ、使えなくなったパソコン2台を処分することになる。もちろん、私たちだけでは無理なので、家具の運びだしや移動は業者に依頼した。

 月曜日に業者はきてくれるのだけど、整理がなかなか進まない。

 ようやく、息子の勉強机はなんとか上に載っているものは移動した。引き出しのなかはこれからだけど。そういえば、この机は息子の従兄弟のおさがりだったんだな、どうやって二階に持ってこれたんだろうといろいろ思い出そうとするけれど記憶にない。息子はいつもリビングのテーブルで勉強していて、ほとんどこの勉強机は使っていない気がする。

 そうそう。このあいだの岡井隆のイベントで受付にいたら、「ふじたさん、お久しぶりです」と、10年ぶりくらいに声をかけてもらった。Kさんだった。

 Kさん「ほよほよ、読んでいますよ」

 といわれてびっくり。昔は短歌のことを中心に書いていたのだけど、最近は自分のメモというか、暮らしのことばかりで、なんにも役に立たなくてすみませんというと、

 「いえいえ、お父さんのこととか、同じくらいの年齢で同じ境遇だったので、ふじたさんもがんばっておられるなって励まされていましたよ」

 と言ってくださった。ほかにもなんにんか励まされるという声をきいた。

 ありがとうございます。 これからも日々の暮らしのなかで思ったことや感じたことなどを書いていきたいと思っていますのでどうぞよろしくお願いします。

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