金曜日はあなたを読む会でした。29回目。
短歌連作30首、18首、9首+10首、16首+エッセイ1050字、エッセイ3840字。という今回の作品群。
長い連作1本の人、エッセイだけ、エッセイと短歌、短歌連作2つ。みんないろいろです。いちばん見てほしいものを出す、というコンセプトのもと、集まって来る作品に真摯に向き合う2時間半。ひとりにつき25分くらいなので、かなりスピードも速く、集中力が必要で、終わったらもう遠泳のあとみたい。
私は初めてのエッセイを出しました。どうしても文字にしておきたいことを、わぁっと書いて、それを受け止めてもらった感じ。
ただし、批評は冷静で、何度か読むうちにこの部分は余計だと思ったとか、中心になる場所までの誘導が長い、小道具が効いている、など。どんな内容であっても、「作品」として扱ってもらえるところがこの会のよさで、だから、出してみよう、と思うんだろうな。
次回は30回ですねぇ、と帰りに話していて、1回に5名の作品を読んでいるから、150作は読んだことになるねぇ、2作出す場合もあるから、200作くらい読み合っているんじゃない?と、ええええ、そんなにやったのね、とお互いに驚きながらそれぞれの帰途についたのでした。