きょうは健康診断。血液検査のオプションもつけました。
行くたびに、いろいろ機械や器具備品などが新しくなっていて、それはいいんだけど、「検査料、取り過ぎてない??」と思えてくるんですが・・・・ まぁ、このあいだ父が医療費が安くて助かる、と言っていたので、安心してお年寄りが病気やケガで病院へ通えるんなら、まぁ、負担しましょうか。ちゃんと回してくださいよ。
今回大きく変わっていたのは、バリウムの検査の機械。
腕がカメラにかぶるから、両脇のバーを持ってください~ といわれて、しっかり持っていたら、右回りに2回回転してください~ とか言われます。
バーから手は放していいんだよね、そうしないと回れないもん、指示するひとは扉のむこうからマイクでいうので、こちらからの質問は届きません。 斜め45度の状態で静止してください、もうちょっと右に傾けて。 などいわれるままに回転したり俯せになったり、身体が上にあがっていったら、下に足をつけてください、というアナウンス。
指示どおりに身体を動かしながら、これってみんなやってるのかな、という疑問がわいてきます。ここにきている人は基本、働いている人だろうから、80代とか70代はいないのかな。私もう、5年先にはできないんじゃないか、と弱気になる。
それから、恐怖の血液検査。「今回はオプションも申し込まれてますんで、多めに採りますね」と、にこやかにいわれ、腕を載せる台のよこのトレイに3本の太い試験管。
ええええ、こんなに採ったら倒れる・・・・ それをみただけで、走って帰りたくなりましたが、大人なので泣くわけにもいかず、ずっと横の壁に貼ってある、「採血のあと5分間はそのまま抑えてください」とか「決して揉まないように」とか、書いてあるポスターを何度も読んで過ごしました。
すべての検査が終わったとき、会計でお金を払うと、「お寿司かうどんかどちらにされますか」(ここはお昼ごはんがついてくる)といわれ、たしか去年はパスタもあったのになと思いつつ、「お寿司お願いします」と、お寿司屋さんの食券をもらって指定されたお寿司屋さんに行きました。
昔からありそうな店構えのお寿司屋さんで、お店を入ったらお客は私一人。 みんなうどんなのか。
でも、そこででてきたちらし寿司がすごくおいしくて、それまでちょっと気持ちが萎えていたのに、「!!」顔が笑顔になってくるのが自分でもわかりました。
カウンターのむこうの大将さんが「ばっちりうまいやろ!」と私の嬉しそうな顔を見たのか、声をかけてきました。
「はい、おいしいです!」
「うちはおいしいからはよこななくなるで」
「来年ははやめに来ます」
お寿司に載っていたお魚もおいしかったけど、シイタケの甘辛煮がたくさん載っていて、最後までおいしく食べられました。
それから京都駅へ戻って、サンダルを買って帰りました。 検査は嫌だったけど、往復と待ち時間に歌集が2冊読めたし、後半はよい一日でした。