きょうはお休み。平日歌会とあなたを読む会の2段構え。
早目に事務所へ行ったつもりでしたが、12時30分にはもう席が埋まるくらいでした。初参加者が4名で、北海道からの方もおられて、フレッシュな感じで歌会が進みました。
・北向きの部屋の箪笥にあるはずの小さく折ったメモのような手紙
私の歌にいろいろコメントをいただきましたが、一番うれしかったのは「この北向きの部屋というのは、作者の心の場所でもあるんでしょうね」というコメントでした。
もう亡くなってしまった親友と高校時代に授業中に回し合った手紙。
まだあるのかな、とふと思い出したのですが、もしかしたらあると思っているだけで、もうないのかもしれません。長い長い歳月のなかで、その手紙が今現在実家の箪笥のなかにあるかないかはもうどうでもよくて、「そういうやりとりがあった」ということが私にとっては大切なんだなということが、きょうの歌会の批評をうけて思ったのでした。
「もう確認することはないかもしれないけれど」というコメントをもらって、そうか、そうかもしれないな、と思いました。なんというか、そういうことをきづかせてくれる人たちがいる、ということも本当にありがたいものだなぁと思います。
16時すぎに歌会が終わって、有志でお茶。私はピラフを食べて「あなたを読む会」に備えました。18時30分には5人が揃い、スタート。
今回は全員が歌の連作。18首、15首、31首、18首、11首&10首。 みなさん、すごいです。私が一番すくなくて15首。
それぞれに重いテーマで、読み応えがありました。1人に30分を目安にしましたが、ついついオーバーしてしまいます。それでもまだ言い足りないくらいでした。帰りはぐったり。 歌まみれの1日でした。