先月、お見舞いに行ったT大医学部付属病院の周辺を散策しようと、 楽しみにしていましたが、なかなかどうして、ゆっくりと散策して 構内全体や本郷周辺を歩きまわるまでには到りませんでした。 が、写真を撮ってきたところだけでも、ブログ投稿することにしますね。 もしかしたら順番が狂っているかもしれませんがそこは何卒ご容赦を。
バスや車で来るにはまず、この龍岡門から中に入ります。 ちなみに、旧岩崎邸に寄ってからのお見舞い時には、 無縁坂を上り、鉄門から入りました。
構内の樹木はどれも大木で見上げてしまうほど立派です。
建物上層部に彫られた壁画です。お茶お水の聖橋を渡った 先の医〇歯〇大の建物にも似たようなものがありましたっけ。
この柱の太さったら!ここはいったいどこなの?と言いたくなる。
ここは7連アーチで飾られた医学部2号館本館です。 建物前にある庭園のベンチはらせん状の形。 気持ち良さそうに誰かさんがごろ寝していました。
この手前を歩いていったら、道場のような建物から 大きな掛け声が聞こえて来ました。部活中のようでした。
本郷散策に何度も来ているという同行者は、急いでいる せいか、どうってことない池よ、と言いますが、でも私、 一度は見たいの!と言い張って三四郎池の上に出ました。 鬱蒼とした緑に囲まれ、やっと見えた池。ここが東京の ど真ん中だとは思えないほど静謐さが漂っています。
こんなところで襲われたら絶対に一巻の終りだ~。万が一 あのベンチに座っている男が刃物を持って追っかけてきたら どうやって逃げようか、と、一瞬考えてしまいました。 藤棚の下で、果して彼はなにを考えていたのでしょう。
赤門は車窓から見たことはありますが、触れる距離で 見るのは初めて。私たち以外にも記念写真等を撮っている 人たちがいましたよ。やっぱり観光名所ってことですね。 この門のそばの福武ホールに、UTカフェ・ベルトレルージュ という、二年前に出来たばかりのカフェを見つけました。 古い街並みの中に表参道のカフェが突如現れた風でしたが、 あとで調べたら安藤忠雄氏によるものでした。 どうりで!近寄らなかったので画像はありませんが、上の web上で見れます。
誰でも往来できるこの門をくぐって(くぐるだけなら倍率ゼロ) 本郷通りを渡り、向かったのは老舗の金魚屋。(金魚を買う為 ではありません、念のため。)はるばるやって来たというのに、 その日は運悪く貸切。近くでサッとカフェして早く帰ろう、と 言う人をなだめ賺しながらやってきた甲斐もなく、、、 もう残念無念~。
このあたりは古い家も多く、昔はきっと作家の卵たちが 何人も下宿していたんだろうな~と、話しながら写真を撮って いたら、私たちのいい加減な話を聞いていたのか、カメラをぶら下げた 年配の男性も、同じ方向へファインダーを向け、シャッターを 押していたではないですか!本当に誰かの住んでいた跡だったりして。
本郷通りに戻り、来る時 目に付けていたカフェで一休み。
コーヒーブレイクの後は、もう待ったなしで帰りを急ぐ相棒を 追いかけながらも、 ふと目にした写真屋さんのウィンドウに 目が釘付けに!そこには聡明な表情の若きM子嬢の写真が説明付き で飾ってあったのです。やっぱり・・・外で羽ばたいているM子嬢 のほうが彼女にお似合いだわ、と、その写真をみて思ったのでした。 相棒が、とっくに信号を渡ってずんずん先を行っているというのに、 これは是非とも撮っておかなくちゃ、と、一度はバックに収めた デジカメを、再度取り出したbiancaでありました。
五月祭の始まった5月最後の土曜日に、おかげさまで入院患者は めでたく退院にこぎつけました。おめでとう、S殿!!
しかし~、もう少し入院してくれていれば、次は 安田講堂から農学部の方へ、と足を伸ばし易かったのに・・ と、内心思っていたことは伏せておきましょう。(笑)
☆「このあいだ・・・のこと」はもう一回続きます。 |