ビアンカの  GOING MY WAY ♪

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   人生は ・・・ダバダバダ・・・

お花の展示会

2006-04-19 | flower/green

 

  花は野にあるように

今年もまた行ってきました。「山村御流(ヤマムラゴリュウ)いけばな展」
毎年この時期になると、叔母からお声がかかり、お茶券と案内状をいただきます。
叔母のお友だちが出展しているから、ということで見に行くようになって何年にもなります。
でも入場無料なんですよ。お抹茶券は受付で購入できます。
お声が掛からないと、それがあることすら忘れてしまうので、有難い事だと思い、
今回も母と一緒に行きました。
いつも終わってからのブログアップで、ご興味おありの方には申し訳ございませんです!

   

          
 
   

初めて見に行った時はびっくりしました。だって、こんなの、どうして生け花なの?
数本を挿すだけなら、だれだって出来るじゃん。
特に家元の作品なんて、その中でも特別小っちゃくてど~ってことないんですもの。

何回か回数を重ねて見ていくうちに、その美しいつつましやかな花が、
清楚で、凛として、気持ちよさそうにさえ思えてみえてきました。

山村御流は、奈良の円照寺(尼寺)が、後水尾天皇の第一皇女・文智女王に
よって開山されて以来、今日に至るまで、表題の「花は野にあるように」という御心を
核にして、連綿と伝えられている生け花だったのです。

私にとって嬉しい事は、お花の名前が全部記されている事。
そして、バラエティーに富んだ花器が楽しめる事でした。
          
先月は、同じ会場で、「いけばな小原流」展を開催していましたので、
やはり母を誘って行って参りましたが、会場に入って5分もしないうちに
母は出口を捜しました。具合が悪くなったのかしら・・と心配になりましたが、
それぞれの作品すべてがスポットライトを浴びていて、見ている側の目が
おかしくなってしまったのです。そういえば、同じデジカメで写したのに、
色が違いますネェ。ライトの種類なのでしょうか。

 

この展覧会は、小原豊雲生誕100年とのことで、全国各地の小原流派が
勢ぞろいして華々しくお披露目をした、という感でした。
まるで舞台装置の一部のような、又はホテルや大手の店舗の
ディスプレーに使われるようなダイナミックな作品の数々。
これはこれで、私には興味深かったのですが、お連れがねぇ・・・。
ライトの下で、お花の本当の色が今ひとつわからず、私も目が疲れました。
この日は、これらの作品だけカメラに収めて、早々に引き上げました。

            

 (以上4点は小原流展より)

 

8階の反対側では、九州物産展が開催されていました。
なぜか嬉しいんですよね、物産展って。
色々とつまみながら、かたいお財布の紐をほどいたのはいつものごとく手ごろなもの。
大宰府名物「梅ヶ枝餅」・・・以前、Y-maさんからお土産にいただいたのと同じ品。
(Y-maさん、その節はご馳走様でした!)
そして、青味がかった新鮮な「切干大根」とかぐら里食品の「ゆずポン酢」。
切干大根を4-50分水で戻して、固く絞って柚子ポン酢をかけるだけ。
コリコリと手軽なタクワンって風でしたね。うん、こりゃいける。
畑のものが好きなbiancaの食生活は、美味しくて安上がり。



 

 


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11 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
どれもそれぞれに (poppy)
2006-04-19 11:52:24
美しいですね、「花は野にあるように」花そのものを生かしてほんとに清楚な美しさ!

小原流も又違った華やかな美しさがあり、お花っていいですね~
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緑薫る季節 (bianca)
2006-04-19 23:08:10
poppyさんのアレンジメントもいつも楽しみにしていますよ。パッと咲き始めた花水木、ぼちぼちのツツジ、そしてアジサイと、これからの季節がとっても楽しみです。ベランダの鉢物の手入れもしなくちゃね。
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一筆箋で・・ (テレーサ)
2006-04-20 08:22:47
パソコン教室で、「一筆箋」作りましたよね。そのときの「植物画像」が、盛岡にある「野の花美術館」の絵と似ているので、Y先生にお尋ねしたところ、京都の御茶屋さんのHPから・・取り込んだとの事ですが・・「絵の柔らかさ!」が似てるんです~



お母様の気持ち分かります。お茶漬け食べたい時に、いくら美味しそうなステーキをご馳走してくれると言われても・・食べたくないじゃないですかぁ・・私は、「無理して食べて、後からお腹壊すタイプです。あ~情けない~トホホ!」
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野の花はやさしさ一杯♡ (bianca)
2006-04-20 22:39:14
テレーサさん

私は軽井沢にある深沢紅子の「野の花美術館」には行きましたが、彼女は盛岡出身なんですね。盛岡にも同名の美術館があることを、テレーサさんのお陰で知りました。(深沢紅子さんの一筆箋は、軽井沢で買い求めましたよ!)

「京都の御茶屋さんのHP」も見てみたいわ。

私、パソナの「一筆箋」の授業の時はお休みしちゃったのです。残念でした。

母は最近目の不調をよく訴えます。私も同様なのでこの先、ちょっと心配。
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たった一輪でも・・・ (netton)
2006-04-21 08:03:47
華道も流儀によっていろいろですね

山村御流って・・・そもそも「和」の世界をあまり知らないnettonです。

たった一輪でもその美しさを表現できるんですものね

お母さまの目のことご心配ですね

お大事になさってください。

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和も洋もどっちもスキ (bianca)
2006-04-22 10:53:40
nettonさん

華道もアレンジメントも大好きです。

特にアレンジメントの素晴らしさを知ったのは

nettonさんのHPからでしたよ、本当に!

編み込んだ帽子に施したアレンジの作品は忘れられません。

「御流」のよさは、その花一輪の持っている美しさと対峙できる、という事でしょうか。

目のほうは母より私のが先にやられそう!不安・・
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反対側 (hirohime)
2006-04-22 15:02:04
私のブログにコメントありがとうございます。九州生まれのhirohimeとしては今回は一寸一言書き込もうかなって。

梅が枝餅は子供の頃からのお馴染みのものです。太宰府天満宮という学問の神様である菅原道真(東風吹かば・・・って人です)を祭った神社で、参道には何十軒も梅が枝餅の茶店が並んでいます。お参りそっちのけで梅が枝餅と付属の遊園地に重きを置いていました(笑)。おかげで学問の神様の恩恵には浴しませんでした

なつかしいです、食べたい。時々生協で出ているらしいですが。 
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一度は行きたい九州! (bianca)
2006-04-23 22:19:02
hirohimeさん

九州生まれだったのですか。九州男児を影で支える、控えめだけど芯の強い女性っていうイメージがあります。hirohimeさんもそういう方かしら?

梅が枝餅は、日持ちが「当日限り」だけあって

お餅がおいしいですね。

島屋のあと、今度は松屋で(明日24日まで)

九州物産展をやっているようです。かさの家の梅が枝餅は実演つきですって。

大宰府天満宮のお守りは、子供が受験の時、祖父母が上野駅で売っていたと言って買ってくれたことがあります。結果は??

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筑紫の郎女(ではないか?) (hirohime)
2006-04-23 23:42:18
九州の女の人は一般的にですが、強いです。控えめ?それなあに?って。陽そして強。
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いろいろな流派がありますね (ネイビー)
2006-04-24 00:59:34
 「山村御流」ステキな活け方なさっていますね。

シンプルで、それでいてしっかる空間を作っていて、

本当に凛とした存在感のあるいけ方ですね。

 私が今習っているのは「桑原専慶流」といいます。

友人が習っていたので誘ってもらったのですが、

私が昔習っていたのは、池坊と、草月流。

本当にいろいろな流派、活け方があって、自分の好みに

あったいけ方を探すのが難しくなってきています。

「山村御流」今度展覧会あるときには教えていただけたら嬉しいです。

写真を拝見して、行ってみたくなりました。
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