・・・そう思ったのは私だけだろうか?
「むかつく~~!」と言いながら帰宅した息子の言い分は、と言うと;
やなぎ通りで、超接近してきた車に、バイクに乗っていた彼は足を轢かれた。
頭に着た彼は、「何するんだよ~!危ないじゃないか!」と大声で叫んだが、
その車を運転する30代くらいの男は、イヤホンを付けたまま知らん振りを決めて
いたそうだ。前を走ったんじゃぶつけられるかも、と思い、後方に移動し、日の出の
交差点まで追いかけたという。
轢かれた、というのでビックリしたが、ゴムタイヤは弾力性があるので大丈夫だったようだ。
大声で叫んで相手の車を足で蹴飛ばした、と聞いてもっとビックリした!
以前、娘が近所の、やはり、やなぎ通り沿いの歩道を自転車で走っている時に、
横道から出てきた○○生命の女性の運転する車と接触し、自転車は横転するわ、
爪は潰されるわで散々な目に合ったことがある。夏場だったのでサンダルを履いていたのだ。
「大丈夫ですか?」と、娘と似たり寄ったりの年代の女性が車から降りてきたそうだが、
娘はとっさに、「大丈夫です」なんて言っちゃったのだ。
その後、整形外科に一人で行き、治療して貰い、次の日は大学主催の、伯国への
海外研修旅行だったので、包帯で巻かれた分厚い足先をスニーカーに収める度に
痛い思いをしながら旅立った。
一ヵ月後に帰宅し、整形外科にかかった領収書を、その加害者の所に持っていき、
治療費を受け取ったという。
そんなぁ!納得が行かんよ。爪が生え変わるまで一年もかかるのに、これでいいの?
翌日が海外研修の日でなかったら、もっと落ち着いて対処できたと思うが、
本当の話、これで終わりとなったのだ。
もっとお金をだせ、とか、そういう問題ではない。何にも過失のない人間が、降りかかった
災難に、不運だ、だけで終わってしまうことに納得がいかないだけだ。
息子のこの件に関しては、相手によってはその後一体どうなっていただろうか、と
考えると怖くなった。
そんな折、19日のカメリアさんブログを見ていた時に、「Joe’s House]の所にリンクが
付いていたので、あくまでも清里で【ドライ・フラワースクール】を主宰している方のHP、
という事で覗いてみた。
そのHPの中で、「赤坂警察署での僕的体験」というのを見つけてしまい、大変興味深く、
でもひどく憤慨しながら読んでしまった。
この地球上の、この国の、東京という首都圏の、更にその首都圏のど真ん中にほど近い
赤坂くんだりの、人間のおこなっていること、おこなってしまったこと、そのけっかを、あーだ、
こーだ、と言い続け、〈事実は一つ〉しかないのに話しが空回りしてしまう・・という恐ろしさ。
はなしの空回り。
不毛な会話。
あぁ・・・これがぁ・・・・家庭(うち)でも、年中起きるんだよね。