“ヴィタミーナ”な生活

おいしく食べて、楽しく飲んで 

二十六夜まいり

2009年08月15日 | 
タレントの武田鉄矢さん原作の戦争童話です。

鹿児島の開門岳の近くにある小さな宿に、知覧特攻基地から3人の若者がやってきました。
宿のお母さんと8歳の娘ちいちゃんは、心づくしの手料理でもてなし、最後に野に咲く花を摘んで彼らに渡しました。
知覧を飛び立った若者たちは、開門岳にむけてその花を投げ、南へと向かっていきました。

このお話は実話ではありませんが、開聞岳のふもとには南へ飛び立った若者たちが投げた花からタネが芽吹き、花を咲かせているそうです。

3年前に訪れた知覧特攻平和会館


海から引き上げられたゼロ戦


うつくしい開聞岳


戦後64年。
戦争体験のある方は高齢になり、戦争の記憶は薄れつつあります。
特に今年はのりぴー事件のおかげで、テレビでも広島、長崎を目にすることが少なかったように思います。

今年も読みました。


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2 コメント

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児童書から戦争を考える (majo)
2009-08-16 17:07:00
お久しぶりです。

この本の挿絵は 黒井健さんなんですね。
きっと やさしい絵を添えているのでしょうね。 
知覧特攻平和会館にも いつか行ってみたいと思っていますが 先ずは 図書館でこの本を探してみます。

毎年 この季節になると 原爆の図を描いた 丸木俊さんの絵本を開きますが
そうでしたね 松谷みよ子さんの『ふたりのイーダ』も はずすことができませんね。
松谷みよ子さんの直樹とゆうこの物語は 子どもだけでなく 
おとなにも読んで欲しい問題提起している内容ではないでしょうか。

さてと・・・ひめさんの美味しそうなレシピを参考に 夏野菜消費に努めなくっちゃ!
いつも 助けられていまぁ~す♪
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児童書に描かれる戦争 (ひめ)
2009-08-17 06:43:00
majoさん

二十六夜まいりにしても、イーダにしても、戦争について声高に語っているわけではないので、かえって心に沁みるのだな、と思います。
二十六夜まいりは、読み聞かせにいいと思います。
20分くらい。
ちょっと、長いかな。
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