人は見た目が９割

竹内一郎著『人は見た目が９割』（新潮新書）読了。これもけっこう話題になって売れた新書みたいだ。ずいぶん前に図書館で予約して、最近届いた。

この本は「ノンバーバル・コミュニケーション」（言語以外の伝達）が非常に重要で、人間どうしのコミュニケーションは言語を使って行なわれるが、実は言語の伝達能力はわずが７％ほどにしか過ぎず、それ以外の要因、話し方や身振り手振り、声の質やトーンなど、はてはその人の風貌にも意思の伝達は大きく左右されることがいろいろな研究により明らかになっている。

こうした難しい話を非常にわかり易く説明した、読みやすくてしかも面白いイイ本です。さすが、いかにしてどのように自分の意思を相手に伝えるかを書いた本だけあって、書き方も平易で具体的な例も用いてオススメです。

新書ブームというのがあって、一時期のように専門的で難解なものでなく、軽くくだけたモノが評判を呼び今では数々のタイトルが書店に並んでいる。あまりバカっぽいのも何だが、やはり新書は良い本が多いので勉強になります。


『男はつらいよ －寅次郎紙風船－ 』ビデオにとっておいたものを見る。音無美紀子がマドンナ。これも２回は見てる、けど面白い。

今日は昨日の暴走が祟って朝から具合が悪く、ベッドで飲み本を読んでウトウトしたり、たまったビデオを見たりと一日ダラダラ過ごした。カラッとしたイイ天気で、部屋の窓から見える青空も気持ち良くなるくらい素晴らしい青さだった。

もらい物の梨を喰う、旨い。