うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常新聞記事のスクラップノート137

2012-12-07 07:12:29 | 日記
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 不届きな男もいたもんです。「蒸発妻、警察に捜させようと」「義妹ら14時間も監禁」「ウッカリ居眠りして逮捕」とあります。昭和49年8月19日の記事です場所は横浜です。
 17日から18日にかけて横浜市内で内妻に蒸発された男が、内妻の妹など3人を包丁で脅し、マンション内に14時間以上も監禁しました。しかし、同日明け方居眠りし始めたところを、包囲していた警官に踏み込まれ逮捕されます。
 この男横浜市内のとび職A(33)で調べに対し、「人質を取って警察に妻の行方を捜してもらおうと思った」と自供。横着な男であります。
 横浜・港南署の調べではAは家出した内妻B子さん(41)の妹のマンションを訪れ、台所から包丁を持ち出し、彼女の長男(8か月)とたまたま来ていた妹の3人を監禁します。そしてAは義妹に「警察の力で妻を捜してくれ」と神奈川署に110番させます。なんともはや、前後の見境のない男であります。
 このため港南署の警官がかけつけ、電話で説得しますが「入ってきたら3人を殺す。早く妻を捜せ」と脅し続けます。しかしAは台所にあったウイスキーを飲み、時々居眠りをし始め、このためこの機を逃さず合鍵で玄関のドアを開ける一方、裏の窓ガラスを破って踏み込み、Aを不法監禁り現行犯で逮捕であります。
 監禁されていた義妹は「義兄として付き合っていたし、そう怖くはなかった。だけど日ごろおとなしい義兄がなんでこんなことを……」と話しています。内妻はその時点で行方は分かっていません。