観測にまつわる問題

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暴君川勝平太

2012-01-02 22:42:48 | 注目情報
浜岡原発再稼働、津波対策しても知事「認めぬ」(2012年1月1日20時14分 読売新聞

>菅直人前首相の要請で全面停止している中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)について、川勝平太・静岡県知事は、読売新聞の取材に「福島第一原発事故で(浜岡原発と同じ)沸騰水型は危ないというのが日本人の共通認識になった」として、中部電の津波対策が完了しても再稼働を認めない方針を初めて明言した。

何だこいつ。暴君か。

中部電力に津波対策投資させておいて、幾ら津波対策をしても再稼動を認めませんだって?ふざけるのも大概にしろボケ。中部電力(と御前崎市)は静岡県を訴えていいんじゃないか。

再稼動は事故のリスクをきちんと算定して決めるべきであって、何があっても再稼動させません!は単なる子供のワガママに過ぎない。中部電力は国の基準に従い、静岡県の許可を取って原発を稼動させてきたのであって、静岡県のワガママで原発事業を止めさせるのであれば、十分な補償をする必要があるだろう。これまで築いてきた人材・技術・資産は一体どうなる?中部電力が何をした?大概にしとけよ。

ただでさえ燃料費で損害が出ているのに、これが毎年、しかも廃炉費用もかかってくる。危険ならば止むを得ないとしても、安全と言えるならば、何で稼動してはいけないかということになる。静岡県自身が許可してきた責任も取るべきで、落ち度がない中部電力へのこの仕打ちは一体何なんだ。

>中部電は東日本大震災後、高さ18メートルの防波壁の建設などを柱とする約1000億円の対策工事に着手。2012年末までに完成させる予定だが、川勝知事は、浜岡原発3、4号機が福島第一原発と同じ沸騰水型軽水炉、5号機がその改良型であることを問題視し、「津波対策ができても再稼働の話にはならない。事故を繰り返さないためにはパラダイム(思考の枠組み)を変えるしかない」と述べた。

1000億円は静岡県が出せばいいじゃないか。中部電力も営利企業だ。使いもしない施設に1000億円も出せまい。これまで安全ということで原発を稼動してきたのであり、今度の震災(津波災害)を受けて、津波対策を万全にして再稼動させるために、中部電力は1000億円投資しているのである。それは1000億円出してもペイするからだろう(余分にかかる燃料費はバカ高く、建てた原発は安全のための投資をしても使うことがそれだけ安い)。

沸騰水型が全部ダメなら、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、中国電力の全原発は全部ダメと言いたいのか。沸騰水型とか加圧水型をきちんと検証して言ってるのか?どうせいい加減なイメージだけでモノを言っているのだろう。日本が地震国なのは今に始まったことではない。そんなことは分った上で、沸騰水型を建ててきたのであって、技術的に十分対処可能と思うが、沸騰水型だからダメなどと因縁つけて簡単に断定できる軽男さんには何を言っても無駄なのかもしれない。聞く耳持たない人間には何とかの耳に念仏というらしい。

だからこその法的手段ではないだろうか?中部電力にしてみれば、国や静岡県の許可を取り建設・稼動してきたのであって、一知事の判断ごときで、これまで築き上げてきた人材・技術・資産を無にされては堪らない。しかも将来に渡って甚大な損害が出るというオマケつきだ。落ち度があったわけでもない。きちんとした理由があって危険と言えるならまだしも、何があってもダメと仰る(これまで認めてきたのに)。これで裁判に勝てないなら、どんな案件なら勝てるというのか?損害多大は明らかなのだから、補償してもらうより他あるまい。

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