観測にまつわる問題

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薬局DXと薬剤師の職能・職域の拡張

2023-09-14 13:17:42 | 厚生労働
薬局DXとは?具体的な事例や厚生労働省の取り組みについて解説(メディコム 2023.08.03)

>重複投薬や併用禁忌のチェックを自動化

・・・コンピューターの得意な業務はコンピューターにやらせた方がミスもないと思われます。薬剤師の役割に疑義照会がありますが、これも電子カルテの導入で減るはずです。医療IT化の向かう先はミスの少ない医療だと思いますが、人間が備えるべき知識が少なくなるとも言えます。従って薬剤師の資格は難関と言われますが、低難易度化させて、資格保有者を増やせば、薬剤師不足が解消されるのではないかと思います。資格を簡単にして、仕事のクオリティが落ちたら大変ですが、今なら機械が品質を保つように思われる訳です。

具体的には薬剤師の試験は相対基準のようですが、一定の適性がある受験者は皆、合格にすること等、考えられると思います。それで薬剤師が食いっぱぐれないかですが、意欲のある薬剤師は、知識・経験を活かして看護・介護分野に進出すること等、考えられるでしょう。

問診票が見られるのですし、簡単な実技試験を課す等して、ワクチン接種業務に携わることも考えられます(コロナで米英仏で実施)。医療・看護は激務と言いますが、薬剤師とタスクシェアを進めたらいいとも思います。努力する人はどんどんキャリアアップすればいいですよね。

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1 コメント

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勤務医の激務と医師国家試験 (管理人)
2023-09-17 23:38:16
日本の医師の激務は有名ですが、昼間の仕事よりはるかに激務な宿直が労働時間とみなされない現実があるようです。

この現実に関連して、お医者さんの給与ではなく、数を増やす必要があると思います。幾らお金を貰っても激務には変わりありませんから。医師試験は相対評価で難関とされますが、絶対評価で一定の質を保っていれば、合格とするべきではないでしょうか?お医者さんに酷なようですが、これまでは医師会が反対してきたんですね。

多少、医療費が上がるかもしれませんが、日本のお医者さん(特に勤務医)はよく働いてくれています。払い過ぎということはないでしょう。激務が過ぎて勤務医のなりてがいなくなってからでは遅い訳です。勤務医は地域の中核病院で質の高い医療を提供していると考えられます。ただ(開業医の団体である日本医師会と違って)政治力がありません。

なお看護師試験は絶対評価のようで、地域によっては、既に多く育成しているようです(看護師確保、高知県が中山間地充実 山口県は中小重視 日経 2023年9月15日)。医療は激務ですが、社会での評価は高く、政治や社会がその気になれば、なり手はいるものと思われます。
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