今回の旅の第二の目的は「大糸線」である。
これは、松本と糸魚川を結ぶ路線で、沿線には、北アルプス、仁科三湖や多くのスキー場があるにも関わらず、存続が危ぶまれている。 特に、JR西日本管轄の南小谷-糸魚川間は厳しい状況のようである。 そんなわけで、今回、乗っておくことにした。 「松本」9:20分発の「南小谷」行きに乗車、車内はかなり混み合っていたが、ほとんどの乗客は、終点まで乗っていた。
信濃大町駅で有名な駅そば 停車時間に食べることができる
九州では見ることのできない3000m級の山々の姿を楽しみながら、「信濃大町」に到着。 ここでは、約20分の停車。
その後は、南アルプスの眺めに加え、木崎湖、青木湖を左手に見ながら、また多くのスキー場を縫うように走ると、11:42分に「南小谷」に到着。
ここで電化区間が終わるとともに、JR西日本の管轄となる。
新宿からの「あずさ5号」 新宿からわずか4時間である
乗り換えてもほぼ同じ顔ぶれの乗客
「南小谷」12:07分発の気動車に揺られ、並行する姫川の眺めを楽しみながら、約1時間で、日本海に面する「糸魚川」に着いた。
第三セクター(えちごトキめき鉄道)寂しくなった旧北陸本線
日本海展望台
駅から歩いて10分ほどの場所に、「日本海展望台」があるので、立ち寄り、その後、駅前の食堂で昼食をとった。
この糸魚川、新幹線も停まるのだが、駅前の道路は閑散としており、改めて地方都市の衰退に気づかされる。 前日の松本では、ホテル近くで、名物のとうじそばと馬刺しを食べることができた。
ちょうど、隣にアメリカから来ていた4人組と会話が弾み、これまた楽しい時間となった。 やはり、旅は良い。
From Face Book: Oito line (from Matsumoto to Itoigawa)
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